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    2018.03.25

    積み重ねの強さ

    キャプテンの青木(沙)がオーストラリアで初戦を迎えました。
    いよいよシーズンが始まったのだとゾクゾクワクワクしています。

    最近の選手たちの様子を見ていると「積み重ねたものの揺るぎない強さ」を実感します。
    一冬かけて強化してきたことや取り組んできたこと、厳しい練習を乗り越え、積み重ねてきたからこそ得られる「強さ」

    この時期は特にその積み重ねが大きな差となって表れてくると思います。

    でもシーズンを間近に控え、万全の準備が整わないときもあると思います。
    そういう時は・・・
    A「準備できたものだけでひとまず勝負する」
    B「計画を変更して、準備し直す」
    どちらしかないですよね。

    一番やっちゃいけないのは「目標を変更する」じゃないかなと思います。
    自分が決めた目標に準備が間に合わないからとどんどん変えていくのは、そもそもそこを目指してなかった人のやることだと思います。

    高校時代の自分を振り返るとほぼAパターンでした。笑
    冬の間に怪我をしてしまい、走れない時期が続いても、シーズンはやってきます。
    5月中旬から始まる勝ち上がり制のインターハイ路線では、次から次へと試合がやってきて、準備をする間もありませんでした。
    仕方ないので今ある力を余すところなく発揮することだけを考えて過ごしていました。

    しかし、
    大きな成果は大きな準備の上にあり、小さな準備は小さな成果しか生みません。

    なので、自分は高校時代に大した成績を残せなかったのだろうとよくわかります。
    それは自分が目標とする大きな成果に対してどのくらいの準備が必要なのかをわかっていなかったからだと思います。
    本当にインターハイで勝つことを目指していたら、各地区予選は通過することだけを考えて、しっかり練習を積み重ね直すべきだったのだと思います。
    でも、高校生の私にはそこまで見通しを立てられませんでした。

    大学に来て初めて、毎日たくさん練習をして(←当たり前のことですが)積み重ねることの強さを自ら体感して、面白くなって、またたくさん練習をして、と、どんどん準備好きになっていったように思います。

    がんばったことは必ず何らかの結果となって表れるのが陸上競技の面白いところだと思います。
    福島もようやく暖かい日が続くようになり、この冬の成果をパフォーマンスにつなげる練習が始まっています。

    今年は来年のドーハ世界選手権、そして再来年の東京オリンピックに向けて、大きなステップとなるシーズンです。
    アジアで勝負ができなければ、世界で勝負はできません。
    8月のアジア大会に向かって、しっかりがんばっていきたいと思います!
     

    【本日の空】
    183252.JPG

    最近、日が沈んで空から赤みが消えた空を「禍時(まがとき」というのだと知りました。
    おそらく昔の人は不気味な時間としてこう呼んだのだと思いますが、これはこれで気持ちがスーッと静まる感じで心地いいです。

    1803251.JPG

    ちなみにこちらが日が沈んで赤みが残るこの時間帯「黄昏時(たそがれどき)」
     

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