昨日、広島で行われた都道府県対抗男子駅伝において、福島県チームが初優勝しました!
大会前から優勝候補として名前が上がっていましたが、勝負事は何か起きるかわかりません。
順位が入れ替わる中、「がんばれ、福島!」とテレビ越しに念力を送りながら、観戦していました。
「優勝」を目指し、1区からのみんなの頑張りや粘りが積み重ねられたからこそ、最終区での逆転につながったのだと思います。
タスキを繋ぐ選手たちの表情から、目標や想いを共有することって大切なことだなと改めて感じました。
先日、東京五輪を目指して、日本陸連が女子リレープロジェクトを立ち上げました。
私は4×400mRの担当として、お手伝いをさせていただくことになりました。
女子のマイルが東京オリンピックに出場するためには、今年のドーハ世界選手権で入賞をするか、入賞国以外の世界記録ランキング8位以内に入らなくてはいけません。
そのためには今の日本記録を大幅に上回る必要があります。
2001年エドモントン世界陸上を目指して私たちが最初に出した日本記録は3分33秒06でした。
そこから6年後に2007年5月に3分30秒53、2007年大阪世界陸上で3分30秒17と3分30秒台まで記録が縮まり、更にその8年後に2015年北京世界陸上で3分28秒91と初めて3分30秒を突破しました。
ここまでに14年の歳月がかかっています。
今までマイルリレーに選手としても携わってきたからこそ、その記録を出すことの難しさを知っているつもりです。
でも、やるからには必ず達成したいです。
初めて世界の舞台にリレーで出場して、その空気を実際に感じたおかげで、個人種目で世界を目指そうという目標が芽生えました。
負けはしましたが、世界へ視線が向くきっかけになった素晴らしい経験だったと感じています。
エドモントン世界陸上でマイルを走らなかったら、400mハードルでの世界選手権出場はなかったと思っています。
このプロジェクトはたくさんの方々にサポートしていただいています。
そして、今までマイルリレーに携わってきた方たちの想いも感じています。
いろんな立場の方々の知恵や想い、力を結集して、結果につなげていきたいです。
2019年はたくさんのチャレンジが待っていると感じています。
難しいからこそ、やりがいが生まれ、成長できると思っています。
一つひとつを形にして、積み重ねて、地道に、でも思いっきり、駆け抜けていきたいと思います!
【本日のあったか画像】
年始の沖縄合宿にて。
黄色のハイビスカスが青空に映えて爽やかでした!