いよいよ新年度が始まりました。
Newsでもお知らせしたように、
4月1日より新たなメンバーも加わり、チームも活気づいています。
丁寧に時間をかけて、社会人としてもアスリートとしても成長していってほしいなと思います。
ただ、本当に残念なのは、
新型コロナウィルス感染拡大の影響で当面の試合が延期もしくは中止となってしまったことです。
未曾有の世界的困難を前にし、仕方のないこととは思いますが・・やはり4年に一度の五輪イヤーを目指して、一日一日、一分一秒を積み重ねてきたアスリートたちの心境は察するに余りあるところではあります。やるせないですね。。
この終息はいったいいつになるのか・・・
だいたい不安というものは「先が見えない」時に感じるものです。
ですが、止まない雨はなく、明けない夜はありません。
そして時間は全員に等しく与えられています。
その時間は失ったものを嘆くことにあてるのではなくて、未来のために活かしていきたいものです。
以前、アメリカ遠征で、朝10時に最初の競技が始まるということと、その後の種目配列が書いてあるだけで、具体的なタイムテーブル未定、という大会に出場したことがあります。
要するに自分のレースが何時にスタートするのかわからない、という大会です。笑
そこで私はどうしたかというと、大会本部に行って、各種目のエントリー人数を聞き出し、各種目の組数を予想して、所要時間を算出し、自分のレース時間を予想しました。
途中、10000mがまさかの男女一緒のスタートで30分ほどのずれが生じたり、いろいろズレはあったものの、修正しながら、何とか無事にウォーミングアップを済ませて、いい状態でスタートラインに立つことができました。
いつから競技会がスタートできるのかが不透明な今、
この時のように、様々な情報を収集して、確認して、予測して、準備していくしか、ないのだろうと思います。
ただ少なくとも東京五輪は来年7月末から、ということは決まっています。
そのための逆算をして、今できることをできる範囲でがんばるしかないのだろうと思います。
スポーツ界だけではなく、皆さん、本当に息苦しい時期だと思います。
みんなで思いやりを持ちながら、助け合って乗り切っていきたいです。
【福島の春】
ご近所の桜が満開でした!早い!青い空と青い山脈と桜。