暑い。
本当に暑い。
夏ってこんなに暑かったのかな。
○○℃って体温超えてるじゃないか。
と内心つぶやいている今日この頃です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
前回のブログ(7月17日)の冒頭は「なかなか梅雨が明けません」でした。
梅雨が明けてからというもの、身の危険を感じるほどの灼熱地獄が続いています。
季節って1ヶ月も経つと全然変わるものですね。
ようやく今日は久々の雨でほっと息継ぎした気分です。
さて、陸上界も徐々に様々な競技会が開催されるようになってきました。
先日は新国立競技場で初めての陸上大会「セイコーゴールデングランプリ」が行われ、選手たちとともにようやく新国立競技場の地に足を踏み入れることができました。
国立といえば私にとって陸上の聖地。
高校1年生で初めて走った時はドキドキしたものです。
以来、インカレや日本選手権で勝ったり負けたりと思い出深いレースを数多く駆け抜けてきました。
新しくなった国立競技場はその思い出のシーンを回想することができないくらい様変わりしていましたが、逆にまるで新しい世界に飛び込んだような新鮮な感動がありました。
来年、この競技場でどんなパフォーマンスが繰り広げられるんだろう、そして、どんな感動を味わうことができるんだろうと、沸々とエネルギーが湧いてきました。
モヤモヤした日々が続いていましたが、ようやくスタートを切れた気がします。
そんなパワーを授けてくれる国立競技場はやはり「聖地」なのでしょう。
コロナ禍の今は、大会を実施するにあたっても、スタッフ・選手・審判ともに1週間前から健康観察とその報告、当日も検温と消毒を徹底して行い、大会が終わっても2週間の健康観察を行うなど、様々な感染予防策を講じる必要があります。
大会を運営する側の皆さんのご苦労たるや相当なものだと思います。
大会が開催されることが当たり前ではなくなっている今、選手たちの「この瞬間」に懸ける気持ちとこの場を提供していただいている感謝の思いが試合を見ていて伝わってきます。
出場した東邦銀行の選手たちの心にも何らかの火が灯ったのではないでしょうか。
やっぱり国立はいろんなことを教えてくれますね。
様々な価値観が交錯する今、いろんな正解があるのだろうと思います。
でもその答え合わせは、ずいぶん先になるのではないでしょうか。
お互いを尊重し合いつつ、思いやりと温かさのある正解を導き出していきたいですね。
先の見えない今だからこそ、限られた機会、時間、空間を大切にして、2020年を作っていこうと思います。
【本日の聖地】
来年、感動をこの場所で。