爽やかな天候が続いています。
あと数日もすると日本一と五輪出場を懸けた日本選手権が始まります。
東邦銀行からは紫村、武石、松本の3名が出場を予定しています!
今年は3月末からシーズンが始まり、世界リレー、各種グランプリ、五輪出場を懸けたタイムアタックなどなど、全く気の抜けない日々を過ごしてきました。
やはり陸上界を包み込む五輪イヤーの緊張感は独特ですね。
でも自分の人生や生活を懸けても掴みたい目標に向かう日々というのは本当にかけがえのない時間だと思います。
ここで一番大切なことは「これで結果が出なかったら仕方がない」と思えるまでの準備ができたかどうかだと思います。
スポーツは筋書きのないドラマだとよく聞きます。
確かにスポーツでは時にドラマを超えるような奇跡的で劇的な結果を迎えることがありますが、その奇跡の裏側にはほとんど起きるべくして起きたと思えるくらいの周到な準備があります。
仮説を立てて、必要なものを用意して、最後の最後まで水を手ですくっても漏れないような準備ができたかどうかが大切だと思います。
調子を良くするためには何をしようか、
最後の調整練習は何をしようか、
はたまた、
当日のウォーミングアップは何をしようか、
すべてにおいて、判断が必要になります。
その時に自分自身で考えて、腑に落ちるまで、納得行く答えを出せるかどうかですよね!
その積み重ねがスタート地点に立った時の自信につながるような気がします。
後から振り返って、ああすればよかった、こうすればよかった、自分で決めればよかった、と後悔しないように叶えたい目標を見据えて、過ごしていってほしいです。
各地では地区インカレや地区インターハイなども行われていますね。
去年は開催することもできなかったことを思うと、いろんな人達のご努力で少しずつ前に進んでいるのだと感じます。
みんな、思いっきり、限りある青春を駆け抜けてほしいです。
私もこんなに感動したり、緊張したり、一喜一憂できる人生を過ごせていることに感謝をしながら、日本選手権、頑張ってきます!
最近、雲がもくもくしてきました。吸い込まれそうです。
今年は梅雨入りが遅い分、夏空に出会えるのも遅くなるのでしょうか・・