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陽射しの温もりの暖かさが
少しずつ増えてきて、もうすぐそこまで
福島にもやっと春の気配かな?と
感じる方も多いのではないでしょうか。
私はいち早く、春の気配に敏感です。
なぜなら、もうすでに花粉症に
苦しみ始めているからです。
暖かくなるのは大、大、大歓迎ですが
それと同時に強い風とともに花粉が
私の目や鼻を刺激します。
チームには、花粉症の人がおらず
この苦しみを共有出来ないのが
とても残念でなりません。(笑)
そういった意味でも、早く花粉の
飛ばない地へ逃げたいという思いです。
そう願っているうちに、
冬期最後の合宿が7日から始まります。
今回はシーズン直前ということで
更に暖かさを求め、石垣島へ。
暖かく、花粉もない!
絶好の練習環境が待っていると思うだけで
やる気がアップします。(笑)
そして、合宿が終わればもうシーズンイン間近。
この冬に取り組んで来たことを
大きな成果として実らせる時期に入ります。
夏暖かく、寒い冬の明けた春は
花粉が多く飛ぶのです。
それは、育つのに厳しい暑さと寒さを
耐え抜いた杉はより多く、
花粉をつけるからと聞いたことがあります。
私たちだってそうです。
この寒く、苦しい冬に負けずに
どれだけ、下に下に根をはれたのか。
どれだけ、幹を太くさせられたのか。
乗り越えた先には大きな実が成ることでしょう。
試合は、試し合い。
自分の取り組みを全力で試すんだ!と
わくわくしながらスタートラインに立ちたい。
まだ、あと1ヶ月あります。
私が取り組むべきことは、
出来ることに全力で取り組むこと。
目の前の階段を確実に登っていくこと。
その先は必ず、目的地に向かっていると
信じることだと思っています。
限られた期間を、有効に使って
チームで勝ち取るために、
やり残したことがないように、
1日1日を充実したものにしていきます!
みなさん、こんにちは。
風は冷たいですが、最近は暖かい日がだんだんと多くなってきましたね。
春が少しずつ近づいてきました。
シーズンはあと2か月ほどで始まります。
私は2月4日、9日、11日にオーストラリアで開催された
「ニトロアスレチックス2017」という大会に日本代表として100m,200mに出場しました。
出場チームはオーストラリア、ニュージーランド、中国、イギリス、日本に加え、ウサイン・ボルト選手が率いる「ボルトオールスターズ」の計6チームでした。
総合ポイントで勝敗を競う大会は初めてだったのでとても緊張しました。
パラの100m,200mはハンデレースということで、各選手の持ちタイムから換算をして
4日の100mは-12m地点からのスタート。
100mは公式で走ったことがなかったのでスタートするまでドキドキが止まりませんでした。
88mの結果は12秒26で自己記録に迫るタイムで少し嬉しかったです。
9日の200mは-1mからのスタート。
27秒92という結果で悔しい思いでいっぱいでした。
11日の大会最終日は100mは、1試合目の100mのタイムからまた更に換算し、
私は-6mからのスタートになりました。
そして結果は12秒88でした。
今回の国際大会で課題も見つけることができ、
いい経験をさせていただきました。
今年はロンドンでの世界選手権もあるので
出場できるように、そして世界ランクを上げられるように日々精進していきたいと思います。
2月に入ってからは、少しずつ日が沈む時間も遅くなり、徐々に季節は春に向かっているのを感じます。
そんな私の2月は非常に充実しています。
沖縄でのチーム合宿を経て、台湾でのU20オリンピック育成競技者研修合宿、そして今は国際陸連のレベル1コーチ研修と、国内外を行ったり来たりの日々を過ごしています。
台湾の合宿では
きらめく感性を持った高校生アスリートたちや
熱意を持って、若手アスリートの育成に取り組むコーチの皆さんとの出会いがあり、
一言では言い表せないほどの感動や気づきを得ることができました。
近年の目覚ましいジュニア世代の活躍の背景にはこうした取り組みがあるからなのだと改めて実感しました。
そして、やる気MAXの状態で帰国してすぐの国際陸連研修。
国際陸連が推奨するキッズやジュニアへの指導方法を学んでいます。
世界が考える陸上競技は日本と同じであったり、少し違っていたり、非常に興味深く勉強させていただいています。
「勝負の世界、人と同じことをしていては勝てない」とよく耳にします。
ですが、そもそも「人と同じこと」とは何なのかを知らない限り、それを打ち破ることはできないと思います。
故・十八代目中村勘三郎さんが言っていた「型があるから型破り、型がなかったら形無し」という言葉が時折浮かびます。
「型」を知って初めて、その型を破ることができるのだと思っています。
今、勉強していることは、「コーチとはどうあるべきか」「陸上競技はどのような構造で成り立っているか」という、私がこの先進む世界の基本です。
現役時代の経験も少しは役に立つこともありますが、やはり選手とコーチはそもそもの立ち位置が異なるものだと思っています。
自分の経験やオリジナリティをコーチングに活かす上でも、まずはその世界の当たり前を知ることが大切なのではないかと思っています。
チームの選手たちは大きな目標に向かって、自分の殻を破るべく、日々たゆまぬ努力を重ねています。
みんなの必死な練習を見る度に、私もコーチとして、その努力の先を走っていかなければ!という思いを強くします。
そのためには、まだまだ知らないこと、知りたいことがたくさんあります。
日々勉強です。がんばります。
【今月の写真】
☆沖縄の桜
いち早く、咲き誇っていました。
沖縄の桜は「寒緋桜」という桜で鮮やかなピンクです。
☆世界の飛行機窓から〜台湾上空〜
空から景色を眺めるのが最近のブームです。
☆台湾の一角にて
街角に立っていると、その国の住人になれたような感覚になって楽しいです。