選手ブログ一覧
寒いと思いきや暑いと感じる時もあり、
気温の変化が激しく体調管理に気をつけなければいけませんね。
もう6月に入り、あっという間に2ヶ月が経ちます。
先月はは大分パラ、中国オープンがありました。
大分パラでは400mと200mに出場し、
どちらも日本新記録を更新することができよかったです。
中国オープンも400m,200mに出場しました。
結果はどちらもセカンドベストではありましたが、
海外の試合で400mで60秒台を出せたことは少し成長したのではないかと思います。
来月、ロンドンで開催される世界パラ選手権に出場することが決定しました。
私は世界パラに出場は初めてなので、
とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
嬉しい気持ちと同時に緊張もありますが、
雰囲気を感じながら試合に臨みたいと思います。
応援よろしくお願いします!
4月にシーズンインしてから、もう2ヶ月が過ぎようとしています。
一冬かけて準備した結果が、記録や順位となって形に表れてきています。
その中で、「惜しい!」と思われる場面もたくさんあったかと思います。
陸上競技は0.01秒、最近では0.001秒までその差を拡大して、勝敗を競います。
フィールド競技でも1cm単位で勝敗が分かれます。
0.001秒差や1cm差って・・・!!
日常生活を送る中では、もうほぼ差がないといってもいい差ではないでしょうか。
でもその差で勝つ、負ける、が決まっていくところに陸上競技の醍醐味があると思っています。
どんな僅差であっても、負けは負け、勝ちは勝ち、なのだと思うと、その僅差にはいったいどんな「差」があるのだろうと考えてしまいます。
高校時代、インターハイで常にその差で決勝進出を逃してきた私。
1年生の時などは同タイム9番目で決勝進出できず、でした。
同タイムで決勝に進む人、進めない人。
高校生の私にはその差が全くわかりませんでした。
気合いの問題なのかな??なんて思って念力高めてみたり。笑
でも長く競技を続けていく中で、9番目と決勝に進む人の大きな差や、0.01秒差の重みをとてもよく感じるようになりました。
そしてそれは一朝一夕でできるものではなく、日々の積み重ねの結果なのだということも。
そのことを考えるようになってからは、0.01秒差で勝ったり、記録を更新したりすることが増えてきたように思います。
その差を「惜しかった!」「あと少しだったのに!」「ほぼ変わらない結果」で終わらせるのか、「とても大きな違い」だと痛感するのかは非常に大切なことなのだろうと思います。
僅差で勝利を手にしている人たちを見ていると、偶然ではなく、狙って勝っているように見えます。
すべての事柄には理由があると思います。
勝敗にも理由があるはずです。
その理由を偶然で片付けるのではなく、必然で考えられるようになっていきたいです。
日本選手権まであと3週間。
決戦の日まで、0.01秒、1cmの違いを大切に積み重ねていきたいと思います。
【本日のマユミ】
我が家の庭には2つの「マユミ」がいます。笑
左が「マユミ」右が「コマユミ」だそうです。写真はその違いがわかるように撮影していますが、私にはパッと見、その差は全然わかりませんでした。
でもずっと見ている我が家の庭師にはすぐに違いがわかるようです。
これも積み重ねなのでしょうね!
近頃、少し涼しくなったと思ったら、夏のような暑さになったり、
気温の変化が激しい日々が続きますね。
気づいたら5月ももう終わろうとしています。
先週は東日本実業団がありました。
競技役員の方によると、例年この時期はまだ寒いそうなのですが、東日本実業団は大変な好天に恵まれました。
初日の400mは詰めが甘いレースをしてしまい、明日こそはと意気込んだ400mH。
ゴールタイムは、56秒32でした。
標準記録の56秒10まであと少し!
本当にあと少し過ぎて、悔しい思いで胸が一杯でした。
まだまだ、自分に足りないものがある証拠。
そう思って、この一週間また練習を積みました。
練習では実戦と同じようにハードルを跳ぶことが多いのですが、その精度は、春先に比べ格段に上がってきました。
あとは、本当に細かい部分の仕上げだと思います。
アベレージが上がってきているので、手応えは感じています。
もちろん、大事なところで一発ガツンと記録を出せるのも力だと思いますが、練習も含め、パフォーマンスのアベレージが上がるのは大切なことだと近頃は感じます。
私は学生の頃、練習タイムはそこまで良くなくても、試合では急に調子が良くなったり、タイムが出るタイプでした。
しかし年を重ねてからは、練習のタイムと試合のタイムが直結してくるようになってきました。
今の自分にとっては、練習における集中力は、試合のタイムを左右する大事な要素です。
日本選手権まで1ヶ月を切りました。
来週は記録会に出場してきます。
日々の積み重ねを大切に、一本一本を大切に走り、最大限のパフォーマンスを発揮したいと思います。
おまけ
真っ青な青空は、東日本実業団が行われた秋田の空です!
草葉のコントラストが綺麗ですね。