選手ブログ一覧
みなさん、こんにちは
本格的に夏に突入し、毎日暑い日が続いていますね。
今年は、35度以上が続き、今までにない異常気象に日本は大丈夫なのか?と考えてしまいます。
今までにない暑さで、夏バテになりそうですが、元気に練習を頑張っています!
7月の前半は、北海道で行われた、ホクレンディスタンスチャレンジに初めて出場してきました。この大会は、北海道各地を転戦する、トラックの中長距離種目の競技会です。ペースメーカーがつき、中長距離選手だけということもありいつもの大会とは、全然雰囲気が違い、とても新鮮な気持ちで大会に臨みました。
私は、4日の網走大会、7日の北見大会に出場してきました。
4日の網走大会は、600mに出場しました。いつもの試合の距離と違って、短い距離でしたが練習で600mをやっていましたし、7日の北見大会に繋がるような走りをしたかったのですが、速いレース展開についていくことができず、思うような結果を出せませんでした。
7日の北見大会は、800mに出場しました。4日の反省を活かして、自分のペースをまもりながら前を追っていくようなレースをしたかったのですが、400m〜600mでペースが落ちてしまい、好タイムを出すことができませんでした。
気温が低いこともありましたが、その中でも力を発揮できなかったのは、攻めの姿勢が足りなかったからだと感じました。
翌週には、福島県選手権が行われました。
福島県選手権では、タイムより絶対に優勝するんだという気持ちで、勝負にこだわって臨みました。
ホクレンディスタンスでの反省を活かしたレースができ、自分のやりたかったレースができました。昨年と同様5位というとても悔しい結果でしたが、久しぶりに2分10秒を切ることができ、反省を活かして攻めのレースができたのは大きな自信になりました。1500mにも出場させていただき、約1年ぶりの1500mでうまくレースを組み立てることが出来ず、4位という結果をでしたが、レース感覚やレースペースを覚えたらもっとタイムを縮められるなと実感しました。
とても悔しい結果ですが、私の中で今回の試合は大きな収穫があり、まだまだいける!という気持ちが強くなった試合になりました。
福島県選手権を終えて、前半シーズンが終わり、私たちは現在、後半シーズンに向けて練習を積む時期に入りました 。
まだまだ思うような結果を出せていませんが、確実に調子は上がってきています。
前半シーズンの反省を踏まえて課題を明確にし、後半シーズンに向けて怪我をせずに練習を積んでいきたいと思います。
応援してくださっている方々に早く良い結果報告をできるように、諦めず精進してまいりますので、これからも応援よろしくお願いいたします。
2018.07.23
皆さん、こんにちは!
連日暑い日が続いていますね。運動中に熱中症で倒れたというニュースを聞くと、本当に他人事ではないなと思います。小学生の時に一度だけ、熱中症になったことがありますが、だんだんと目の前が白くなって、声を出したくても出せなかったあの怖さは、忘れたことはありません。水分塩分をしっかり補給して、元気に夏を乗り越えていきましょうね!
先日、慶應義塾大学日吉キャンパスで行われた、トワイライトゲームスに出場して参りました。
競技開始予定時間は、15時30分からだったのですが、実際始まったのは15時50分。400mHスタート前には、ハードルが足りない(?!)と、どたばたした雰囲気の、お祭り感の強い大会でした。そんな中、解説の青山学院大学の監督が、「(このように遅れたりすることは)海外の試合ではよくあることですからねえ。」とお話しされていました。
なるほど。私は海外でのレースは、まだ片手で数えるほどしか経験したことがないですが、時間の遅れだけでなく、イレギュラーなことが起こることは確かにありました。アップ場所がない、トイレの水が流れない、スタートブロックが置いてない...日本の試合環境が恵まれていること、そして不便さを言い訳にしていてはいつまで経っても勝てないということが、改めて分かりました。
陸上を本格的に始めて、今年で8年。そろそろ、「経験不足だから」を言い訳にはできないくらい、様々な規模の大会に出場してきました。それでも先輩方に比べればまだまだですが、どんな試合でも、同じように力を発揮することに慣れていかなければいけません。
力不足が目立つ最近の結果ですが、一位になることはずっと諦めていません。
今が頑張りどきだと信じて、一歩一歩確実に進んでいきたいと思います。
最後に、神奈川で行われたトワイライトゲームスに足を運んでくださった、地元の方々、温かいご声援本当にありがとうございました!成長した姿を見せられるよう、今後も頑張ります。
7月4日から17日までフィンランド・タンペレで開催されたU20世界選手権にコーチングスタッフとして帯同してきました。
普段、シニアの選手・大会に帯同することが多い私としては、若きアスリートの持つ様々なポテンシャルに驚きつつも、やりがいを感じながら日々を過ごしてきました。
フィンランドはサンタクロースであったり、ムーミンであったり、どこかファンタジーを思わせる国。今まで訪れたことがなく、どんな文化や町並みに出会えるのかを楽しみにしてきました。
その予想は大方当たり、食文化や環境など様々な面で違いを感じることができました。
まずは白夜。
噂にはいつまでも明るいと聞いていましたが、正直、ここまで明るい時間が続いているとは思っていませんでした。
(これで0時です!)
続いて水質の高さ。
フィンランドの水道水はとてもきれいで、ホテルでも競技場でも蛇口を捻って水を飲んでいました。海外で水道水を飲んだのは初めてのことでしたが、とても美味しい水でした。
(競技場内に設けられた水道)
またラズベリーやブルーベリーなどベリー系のソースが多かったです。冬の間、雪に閉ざされるフィンランドでは夏の間にベリーを収穫して冷凍したり、ジャムにしたり保存食として用いられているそうです。カップスープコーナーにはホットベリースープなるものまで存在していました。
そしてこのカラッとした気候。「思わず走り出したくなるほど爽やかな気候だぞ」と川本監督には言われていましたが、ここまで湿度が低いとは思っていませんでした。晴れて日差しが強くても、木陰に行けばとても快適でした。
(爽やかな気候。これで21時・・)
競技規則は同じでも、その国も文化や人柄で大会運営が異なってきたり、出場する選手たちによっても大会の雰囲気が変わってきます。
電光掲示板の記録の横に「PB(自己ベスト)」の文字が羅列されていたり、思わぬ失速をしたり、思わず好記録を叩き出したりと、浮き沈みの激しい活躍を見せる各国の選手たちから、エネルギーを感じました。
今回、日本選手団は過去最高成績でした。競技場内に国歌が流れた時はなんともいえない感動が湧き上がりましたし、世界の舞台で躍動する若き日本選手の姿は頼もしいものがありました。
昨年のロンドン世界選手権で感じた圧倒的な世界との差は、どのあたりから、何の違いによって生じてくるんだろう・・・ここからシニアへどう移行し、広げていけばいいのかのヒントを模索しながら、あっという間に大会が終わりました。
U20、シニアの両世界大会を間近で見ることができた経験はとても大きかったと感じています。
すべては行ってみなければ、経験してみなければわからないことだと思います。
自分の目で見て、身体で感じることって大切なことです。
すべての経験を糧にしてつなげていきたいと思います!
モイモイ!(←フィンランド語でさよなら)