皆さんこんにちは!
じめじめと梅雨らしい日々が続いています。
福島大学の近くでも、カエルの鳴き声が聞こえてきます。もうすっかりBGMと化しているような...姿が見えないとそこまで恐くはないですね。
カエルに負けずに、声を出して頑張っていきます!
いよいよ日本選手権まで2週間を切りました。
タイムテーブルも発表され、緊張感も出てきました。
つい先日、大学の講義で、「プレッシャーとは競技者が生み出すものである」という話を聞きました。周りの期待や応援だとかではなく、自身の状況認識の差がプレッシャーになるそうです。状況認識とは、その状況が自身にとって脅威なのか、それとも挑戦なのかという認識です。挑戦より、脅威の方が圧倒的にプレッシャーになります。しかし、プレッシャーはなくすことができるのです。
その方法は、「具体的な不安をなくす」ことだそうです。例えば朝起きられるか不安ならば、数日前から同じ時間に起きるようにするだとか、道を間違えないか不安ならば、前もって歩いてみるなど、漠然とした不安を漠然と拭おうとするのではなく、具体的な不安をひとつひとつなくしていくことで、脅威も減っていくということです。
その話を聞き、私のプレッシャーは、いつも漠然とした不安からきていたものだと気がつきました。不安を明確化するだけで「自分が何をすべきなのか」が一目でわかります。
そうして丁寧に不安・脅威をなくしていき自信をつけ、本番に挑戦者として臨めるのだと思います。
今年はシーズンインから調子が上がらず、泥沼のような日が続きましたが、ここにきてようやく上向きになってきています。日本選手権まで残り2週間、挑戦者としてのプレッシャーを感じながらスタートラインに立てるよう、丁寧に練習していきます。
今年は福岡・博多の森での開催です。
九州から福島まで、良い結果を届けられるよう頑張ります!応援よろしくお願いします!
福島も例年より早い梅雨入りとなり、やや肌寒い今日このごろです。
さて、今年の日本一を決める日本選手権まで残すところ約2週間となりました。
年に一度の大勝負に向けて、準備を重ねていく粛々としたこの時期の緊張感が私は好きです。
一歩一歩確実に、でもギリギリを攻めて、大胆さと繊細さが入り混じり、なんともいえない空気感があります。
日本選手権のレースをイメージするだけで、ついつい気持ちが高まってしまったり、でも今からこんなに緊張してどうするんだ、と逸る気持ちを落ち着かせようとしてみたり。
そんな風に自分の身体と技術と心を研ぎ澄ませていく体験はなかなかできないことだったんだと、現役を退いた私は羨ましくも思います。
日本選手権に20回出場しましたが、どの日本選手権もレースの内容だけではなく、それまでに過ごした日々や状況が鮮明に思い出せます。
それくらい日本選手権は特別な大会なのだと思います。
時には怪我であったり、絶不調であったり、決していい状態ではなかったこともありましたが、その中でなんとか間に合わせようと試行錯誤した時間も、今振り返れば、得難い貴重な経験だったと思います。
最後の最後まで自分自身が考えられる限りの準備をして、勝ちに向かって、最善を尽くすことが大切だと思います。
勝利の女神に微笑んでもらえるような日々を過ごしていきたいですね。
さあ、今年の日本一の称号を手にするのはいったい誰なのでしょうか。
東京オリンピックを控え、例年以上に熱気を帯びた日本選手権になると思われます。
私自身もワクワクしています。
東邦銀行陸上競技部からは6名の選手が出場します。
梅雨をも吹き飛ばす熱いご声援を宜しくお願いいたします!
【本日の一枚】
練習へ向かう道。
緑が緊張感を癒やしてくれています。
皆さん、こんばんは。
早いもので、日本列島が続々と梅雨入りしていますね。
梅雨入りすると、ああ、6月だなぁと思います。
東北はいつも6月半ばに梅雨入りなのですが、今年はちょっと早い模様。
東北の梅雨といえば…蒸し暑い、よりは、ちょっと肌寒いです。
先日お天気の良い日に夏向けの寝具に変えたのですが、それが若干裏目にでてしまったようで…寝る時ちょっと寒いです。笑
冬も夏も冷えは大敵なので、体を冷やさないようにしなければなりませんね!
さて、6月と言えば日本選手権。
日本選手権の開催まで1か月を切りました。
選手はそれぞれ、日本選手権に向けて練習を積んでいます。
大きな大会に向けての調整は、チームによっても様々ですが、同じチームでも、年によって違ったリります。
その時々に抱える課題が同じとは限らないからです。
今年は、今年の課題解決に向けて、練習を積んでいます。
例年とは少し違ったアプローチですが、今やっていることが実を結ぶようにしたいものです。
ちなみに取材などがあると、調子は?と聞かれることも多いのですが、私は絶好調!と思える時でも「良くなっています」と言うようにしています。
調子についても自分のパフォーマンスについても、天井を作ってしまいたく無いので。
2015年にマイルで日本記録を更新した際、一か月前くらいから練習のタイムもかなり良くて、「もしかしてどこかでピークが来て、そこから調子が下がってしまうのでは?」とちょっとだけ不安になりました。
けれど、逆にこれは限界を突破するチャンスなのでは?とも思いました。
やれるところまでやってしまおうと。
結果、体はきちんと調子を上げ続け、レース当日は絶好調とも言える状態で臨むことができました。
もちろん好調を維持するには、気持ちの問題だけではなく、様々な要因が関わってきます。
けれどそれらの要因をプラスに変える一番の材料は気持ちでもあります。
限界を超える。この年齢で?と思われるかもしれませんが、またここから色んな意味で成長して行きたいです。
日本選手権では、選手たちの力走をお楽しみに!