
選手ブログ一覧
みなさん、こんにちは。
あっという間に11月下旬になり、あともう1ヶ月で2025年が終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
日中暖かくても夜になると冬に近づいているなと感じるほど寒い時が多くなってきているので、体調に気をつけながら過ごしていきましょう。
さて、私は10月のインド・ニューデリーでの世界パラ陸上が今シーズン最後の試合となりました。
インド・ニューデリーは初めて行く場所で、視覚に障害のある私にとっては周りの状況がわかりづらいため、アップ場に野犬がいる中でアップし試合に臨まなくてはいけなかったので少し不安がありました。
ですが、野犬を刺激しないように静かにアップをし試合では"メダル獲得"を目標に他の選手に惑わされずに走ることができ、専門種目でのメダル獲得は人生初となりとても嬉しかったです。
そして、2014年に800m・1500mから400mに転向して、10年も経ってしまいましたが、今までずっと見守ってくださっていた方からメダル獲得おめでとうと言っていただけて、嬉しさ(喜び)を共有することができ幸せな時間でした。
今年1年振り返って、2025年シーズンは静岡国際で58秒台で走りましたが、その他の大会では59秒台でしか走ることができず、悔しく苦しい1年となりました。
どうやったら数年前のように57秒台で走ることができるのか、また目標である56秒台を出すためにはなにが必要か考え、試合で実践する。
難しいからこそ、達成したいと思うからこそ、目標のために諦めずに続けてこれているのだと思います。
レベルが上がるにつれてタイムを出すことも簡単ではなくなります。
ですが、また自己ベストを出したい、世界大会で表彰台にあがりたいと思っています。
2026年は自分が納得するような走りやタイムを出せるように冬季練習を怪我なく積み、みなさんに良い結果報告ができるように頑張っていきます。
2026年も東邦銀行陸上競技部をよろしくお願いいたします。
また次のブログでお会いしましょう!
こんにちは!冬季練がいよいよ始まりました。
毎年のことではありますが、11月に入ると気温がぐっと下がり、空気が冷たくなるこの時期は、身体を動かし始めるまでに少し時間がかかります。
今年は特にフリー期間にしっかり休んでしまった分、最初の数日は筋肉がなかなか目を覚まさないような感覚があり、アップからじっくり丁寧に身体と向き合う必要がありました。
休んだ分だけ鈍っているのを実感する一方で、久しぶりに全身で動く気持ちよさもあり、少しずつ調子を戻していけるのが楽しみでもあります。
この冬は、例年以上に筋力をしっかり強化することを目標にしています。特に腕まわりの筋肉量を増やしたいと考えていて、フォームの安定やスプリントの推進力に直結する部分でもあるので、重点的にトレーニングを取り入れていく予定です。
寒い時期こそ、基礎を積み上げるチャンス。春以降にしっかり成果として現れるよう、ひとつひとつのメニューを丁寧に積んでいきたいです。
とはいえ、やっぱり冬の練習は寒いです。
走り終わった後は、温かい温泉に浸かりたいという気持ちが毎日のように湧いてきます。身体の芯まで冷えるような日こそ、湯気に包まれてゆっくり疲れをほぐす時間が欲しくなります。
近いうちに温泉に行って、心も身体もリフレッシュしたいと思っています!
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。皆さんも無理をしすぎず、しっかり身体を温めながらお過ごしください。
こんにちは!ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
10月に入って1週間となりますが、季節が一気に秋へ進んだ気がしますね。練習では長袖を着る機会が増え、吸い込む空気も少しずつひんやりとしており、いよいよシーズンも終盤だと実感が増しています。振り返ると、後半シーズンが一瞬に感じるほど毎日が濃密なものに感じています。
チームとしても多くの出来事があり、まずは松本さんと井戸の2人が2025東京世界陸上に個人種目・リレー種目の代表に選出されました!
個人種目では2人とも、あの張り詰めた雰囲気の中でベスト記録に迫るパフォーマンスを発揮、混合4×400mリレーでは日本新と、日本人女子短距離選手初の入賞(8位)に輝きました!2人の走りはテレビの画面からでも凄まじさと迫力を感じましたし、私としても、今回の世界陸上は特別な思いを持って観戦させて頂きました。(直接応援できなかった事が残念です...)。
また、世界陸上の舞台を懸命に目指した山内の奮闘にも、チームメイトとして心を打たれるものがありました。ストイックに競技に取り組む彼でも、今回は届かなかったほど、400mハードルの競技レベルが上がっている事を、身をもって感じました。
そして先日のニューデリー世界パラ陸上競技選手権では、佐々木がT13女子400mで銅メダルを獲得しました!佐々木にとっては400mでは初、悲願のメダル獲得とのことでニュースを知った時は自分の事のように嬉しかったです。
私については、東北総合スポーツ大会、全日本実業団対抗選手権、滋賀国民スポーツ大会、そして先日のふくしまリレーズの4試合に出場しました。狙っていたタイム、出すべきタイムを大幅に下回る低調なパフォーマンスばかり続いてしまい、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
「段取り8分、仕事2分」と言われるように、陸上競技においても、試合までの準備や過程がパフォーマンスに直結する競技であると改めて思います。準備したものが突如として崩れる事はあっても、反対にいきなりパフォーマンスレベルが突然上がるケースは、ごく稀です。それほど繊細な競技であり、良い結果に至る準備ができなかったことが悔しいです。
ふくしまリレーズはチーム全体としても運営主体として、大会の共催に関わる準備を進めてきました。普段は選手として出場する立場で活動していますが、この大会は半年前に始まる事前準備の段階から関わっており、毎年色々な事を学ぶ大切な大会です。どんなに小さな事でも、当日の円滑な進行を支えるためには大切なものと考え、無事に大会が成功するよう、できる限りの準備を整えて臨めました。無事に大会が終わり、色々と反省をしている段階ですが、良い大会だったという声も頂戴するなど、とても充実した気持ちになっています。
この後は、11月3日のももりんダッシュNo.1と、23日の陸上教室を控えているため、どちらも最高のイベントになるよう、最後まで気を引き締めて頑張ります。
陸上教室については、参加者募集も始まりました!皆さまのご参加、心待ちにしております!
それではまた次回、元気にお会いしましょう。