2016.05.13
近頃は、晴れたり、雨が降ったりではありますが、晴れた日は夏かと思うほど気温が上がる日もあり、初夏の訪れを感じさせますね。
先日田嶋も書いていましたが、私たちが練習している福島大学のグラウンドも、緑が萌え、青空とのコントラストがとても爽やかです。
今日なんかは、少し動いただけで汗だくになるような陽気でした。
毎日居るとそんな変化も中々気づきませんが、一か月前の、桜が咲いていた頃の光景と見比べると、その変化は劇的です。
グラウンドのトイレには、今年も燕が巣を作っています。
毎年同じ場所に巣を作ってくれるので、もしかして戻ってきてくれたのかな?とちょっぴり嬉しい気持ちになります。
つい先日巣を作ったと思ったら…なんだか、燕が増えている?
もしかして、もう成長し巣立ちを迎えたのでしょうか…早いものです。
それは私たち人間も同じ。
毎日の進歩はほんの僅かではありますが、気づくと大きな変化を遂げていることもあります。
進歩が目に見えないと、気持ちが途切れてしまいがちです。
けれど、そこで自分にはきっと向いてないんだ、元々できないんだ、とやめてしまっては一生できないままです。
そこで気持ちを切らさずに、継続できる人間が強いんだなあ、と思います。
私もまだまだ、思い通りにできないことが沢山あります。
例え一つの課題がクリアできたとしても、その先にはもっと高いレベルの課題が現れることでしょう。
そこで足を止めてしまわずに、挑み続ける人間でありたいものです。
草花が日に日に成長し、姿を変えていくように。
燕のヒナが巣立ちを迎えるように。
人間も、自分を変えることができる生き物です。
毎日少しずつでも進化をし、より高いステージに上っていきたいと思います。
2016.04.11
こんにちは。
福島はもうすっかり春…かと思いきや、今日は真冬に逆戻りな寒さ。
雨かと思ったら、まさかの雪でびっくりしました!
毎年この時期は、もう雪なんて絶対降らないでしょ!とタカをくくっていたら、まさかの雪!という事態に見舞われているような気がします…
雪と桜の花びらが同時に舞う、福島ならではの光景が見られました。
桜はとても好きな花です。
色鮮やかな花もきれいなのですが、私はあの控えめな桃色に惹かれます。
花びら一枚一枚を見ると白にしか見えないのに、沢山集まるとピンク色に見える二面性も素敵だと思います。
私の実家のすぐ裏の道も桜並木になっていて、桜が開花する頃には、毎年家族や従兄たちと散歩していたことが思い出されます。
桜の開花している時期って、本当に短いですよね。
満開が1週間続くかどうか、というところでしょうか…
天候によっては、すぐに散ってしまうこともあります。
満開の桜をゆっくり眺めるチャンスは、そうそうありません。
だからこそ、桜は美しいと日本人は思うのかもしれませんが…
陸上のチャンスも一瞬です。
例えば、代表選考の対象である大会は限られていて、でも、陸上は屋外で行うスポーツなので、いつでも同じコンディションとは限りません。
また、そのレースを走っている中でも、いわゆる勝負所は一瞬で、そのチャンスを逃してしまえば、思うような結果が残せません。
その一瞬のチャンスを間違えないようにするために、日々、繰り返し練習をしています。
今年は、春に花咲き、多くの人々の心を奪う桜のように、自分の舞台で、しっかり結果を発揮できるようにしたいです。
先日は佐藤智美と、新人の佐々木が、大分のパラ陸上で3つの優勝を獲得してきました。
順調なシーズンインを迎えています。
アメリカでは、3人がシーズンインを迎えました。
いよいよ、オリンピックシーズンの幕開けです。
一瞬のチャンスを逃さないよう、集中して一つ一つの試合を戦いたいと思います。
おまけ
記野くんが満開のソメイヨシノを載せていたので、私からはレンギョウと八重桜をお届けします♪
ソメイヨシノも綺麗ですが、こちらも劣らず綺麗です!
2016.03.08
近頃はすっかり春めいてきて、陸上ももう間もなくシーズンインを迎えようとしています。
陸上のシーズンインは日本の4月始まりに合っていて、良いですよね。
新しい年度の始まりは、新しいシーズンの始まり。
わくわくします。
さて、私たちが目指すリオデジャネイロオリンピックですが、今日でちょうど、あと150日となりました。
ニュースでオリンピックに関する事が取り上げらる一方、少し悲しいお話ですが、近頃はドーピング違反や賭博などといった、スポーツに関わる残念なニュースをよく耳にします。
故意にせよそうでないにせよ、あってはならないことです。
スポーツというのは不思議な力を持っていて、例えば国際大会などに行き、言葉は通じなくても、同じ戦いを経て、通じ合うこともあるものです。
お互いの健闘を称えあうときは、ああ、スポーツをやっていて良かったなぁと思う瞬間でもあります。
私が陸上をやっていなかったら、恐らく海外の方とお話しする機会も無かったでしょうしね…
だからこそ、自分という人間を育ててくれたスポーツに恩返しするような気持ちで、これからもっともっとスポーツの価値を高めて行けるよう、努力したいものです。
気が付けば、3月ももう2週目に突入しました。
3月11日には、震災から5年目を迎えます。
震災の年は、東邦銀行陸上競技部が発足した年でした。
本当に多くの方の助けがあって、今、自分たちはここにいると思います。
感謝の気持ちは尽きません。
また、チームにとって節目の年に、オリンピックイヤーを迎えることとなります。
オリンピックまでの150日は、長いようで短い時間になりそうです。
しっかり結果を残せるよう、シーズンインに向けて、練習を積みたいと思います。