選手ブログ一覧
みなさんこんにちは
冬季練習に入ってもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
この冬は、例年に比べて、長い距離の練習を多く取り入れながらトレーニングに取り組んでいます。
来年から1500mにも重きを置いていこうと考えているためです。
はじめの頃は、長い距離の練習にとても抵抗がありました。いつもより長い時間走るので、何を考えて走ったらいいのだろう?とても長く感じてしまって辛いなぁと感じていました。
トレーニングは辛いと思ったら、脳が辛いというのを感じて身体を動かなくしてしまうので、自分で辛くないと思うようにしなければいけません。
先日、吉田コーチに、色んなこと考えてると長距離は尚更辛いから、メニューのポイントだけ考えて意識して、あとは頭を使わない方がいいんじゃないかとアドバイスをいただきました。
全く考えないでやるトレーニングは無意味ですが、考えすぎも脳が疲れて身体を動かさなくしてしまうので良くありません。
いつも練習メニューの意図や目的を理解をし、どんなことを意識してやるかを考えてやってきましたが、自分の課題やペース配分など様々なことを考えながら走っていたように思います。
そのアドバイスをいただいてから、メニューと今の自分の現状を踏まえ、走る前に意識するポイントを明確にしてからメニューに入り、そのことだけ考えるように取り組みました。最近は長い距離に抵抗がなくなり、だんだん力がついてきたように感じます。
有酸素系トレーニングだけではなく、スピード練習やインターバルトレーニングなど色んな要素のトレーニングがあるので、日々メニューの意図をしっかり理解し、大切なポイントをおさえながらシンプルに物事を考えて、練習していきたいです。
冬季練習真っ只中ですが、あっという間にシーズンが来てしまいます。
シーズンに向けて目標を明確に、地道にコツコツと練習していきたいと思います。
2019.01.25
皆さんこんにちは!
インフルエンザが流行しています。手洗いうがいやマスクの着用を心がけ、予防に努めてくださいね!今年も元気に宜しくお願いします!
年も明け、1月も残り何日かとなりました。
1月は沖縄合宿、強化期間、そして前回書きました、日本代表女子リレーの選考会がありました。
例年の年始合宿と違い、セレクションに向けた練習を行い、万全の状態で13日を迎えました。
結果を先に述べますと、今回、代表に選考していただくことはできませんでした。
私に何が足りなくて代表に入ることができなかったのか、反省点は多々ありますが、一番はやはり気持ちの面だと思います。
口で言うことは簡単なことで、「代表になりたい」「世界と戦いたい」と言うことは、どんな人でも言えることです。
そこから、どれだけ心と身体をリンクさせて行動に移せるかが、強い選手との分かれ目になるのだと思います。私の場合は、言葉では「代表入りを目指します」と言い、練習も一生懸命行いながら、心だけがついてきてくれませんでした。そもそも、私の目指すゴールは、代表入りする(=日本のトップ8になる)ことで、その先の、52秒台だとか、世界との戦いだとかいうことは見据えていませんでした。ゴールの設定の時点で、他の選手から出遅れていたのだと思います。
今更、あの時こうしておけば...、もっとセレクションの趣旨を理解しておけば...とは思いません。今回このプロジェクトに参加できたことで、もう一度自分の中の核を考え直す、いい機会になったと感じます。
「私」はどこを目指しているのか、「私」はどうなりたいのか、まだ考えがまとまっていないので、ここで安易にゴールを再考して決定することはできません。
心と言動をリンクさせ、胸を張って色んなことに挑戦していくために、自身の気持ちと向き合っていこうと思います!
昨日、広島で行われた都道府県対抗男子駅伝において、福島県チームが初優勝しました!
大会前から優勝候補として名前が上がっていましたが、勝負事は何か起きるかわかりません。
順位が入れ替わる中、「がんばれ、福島!」とテレビ越しに念力を送りながら、観戦していました。
「優勝」を目指し、1区からのみんなの頑張りや粘りが積み重ねられたからこそ、最終区での逆転につながったのだと思います。
タスキを繋ぐ選手たちの表情から、目標や想いを共有することって大切なことだなと改めて感じました。
先日、東京五輪を目指して、日本陸連が女子リレープロジェクトを立ち上げました。
私は4×400mRの担当として、お手伝いをさせていただくことになりました。
女子のマイルが東京オリンピックに出場するためには、今年のドーハ世界選手権で入賞をするか、入賞国以外の世界記録ランキング8位以内に入らなくてはいけません。
そのためには今の日本記録を大幅に上回る必要があります。
2001年エドモントン世界陸上を目指して私たちが最初に出した日本記録は3分33秒06でした。
そこから6年後に2007年5月に3分30秒53、2007年大阪世界陸上で3分30秒17と3分30秒台まで記録が縮まり、更にその8年後に2015年北京世界陸上で3分28秒91と初めて3分30秒を突破しました。
ここまでに14年の歳月がかかっています。
今までマイルリレーに選手としても携わってきたからこそ、その記録を出すことの難しさを知っているつもりです。
でも、やるからには必ず達成したいです。
初めて世界の舞台にリレーで出場して、その空気を実際に感じたおかげで、個人種目で世界を目指そうという目標が芽生えました。
負けはしましたが、世界へ視線が向くきっかけになった素晴らしい経験だったと感じています。
エドモントン世界陸上でマイルを走らなかったら、400mハードルでの世界選手権出場はなかったと思っています。
このプロジェクトはたくさんの方々にサポートしていただいています。
そして、今までマイルリレーに携わってきた方たちの想いも感じています。
いろんな立場の方々の知恵や想い、力を結集して、結果につなげていきたいです。
2019年はたくさんのチャレンジが待っていると感じています。
難しいからこそ、やりがいが生まれ、成長できると思っています。
一つひとつを形にして、積み重ねて、地道に、でも思いっきり、駆け抜けていきたいと思います!
【本日のあったか画像】
年始の沖縄合宿にて。
黄色のハイビスカスが青空に映えて爽やかでした!