選手ブログ一覧
2013.08.04
やっと福島は梅雨明けし夏本番という中、
本日から15日まで私たちは北海道に合宿に来ています。
北海道も夏らしくとてもいい天気です。
今回の夏合宿では自分の走りを完成したいと思っています。
最近やっと自分の走りが少しずつできてきているように感じます。
この感覚を大切にしていきたと思います。
自分の走りが変わってくるのが楽しいですね~。
本当に陸上が好きなんだと改めて実感しました。
好きなことなら頑張れます!!
合宿ではそんな好きな陸上をいつも以上にできるので、
その時間を大切にしていきたいと思います。
そして後半シーズンでは何か形ができるように頑張ります。
シーズンも気づけばもうわずかです。
今シーズンはまだ納得のいくレースができていないので、
後半はよりエンジン全開で駆け抜けたいと思います。
自分でも次のレースが楽しみです。
次のレースは東北選手権です。
そこでベストな走りができるように、この合宿を頑張ります。
話は変わりますが、、、
先日、インターハイがありましたが、
ふっと自分が高校生時のインターハイを思い出しました。
あのインターハイが私のターニングポイントです。
インターハイで優勝した時、初めて世界で勝負できる選手になりたい!!
と思いました。
そこから10年が経ちました。
まだその目標に向かっています。
今もこうして陸上を続けているのは、あのインターハイがあったからだと思います。
その時の気持ちを忘れずにこれからも頑張ります。
アジア選手権の舞台・インドから日本に帰国し、
いよいよ夏か~と思いきや、
連日の雨でまだまだ梅雨だと思い知らされる今日この頃です。
小雨くらいなら何ともないのですが、
福島県各地が全国ニュースになるほどの大雨が続いてます。
福島市内も、今のところ大きな被害は出ていませんが、
ちょっとここ数年経験していなかった豪雨に驚いています。
とはいえ、そんな中でも練習はあります。
なるべく、雨の合間を見てやるようにはしていますが、
練習メニューでレストの時間が決まっていたりして、
土砂降りの中に突入!なんてことも…
よく色々な方に、「雨の日でも練習ってするの?」と聞かれますが、
たいていどんな天気でもやるのが陸上競技。
球技スポーツなどと違い、ちょっとやそっとの雨では中止にはなりません。
もちろん、台風や雷であれば、安全第一で中断はありますが。
ですので、練習も雨だから止める!という選択肢は基本的にはあまり無いので、
雨の中でも走るのです。
まあ、3000m障害の選手なんかは水濠の中に入るので、常に濡れますし…
走高跳なんかは、着地するマットに水が溜まるので、大変なことになります。
意外と、ワイルド?なスポーツなのです。陸上は。
でも、先日の雷にはびっくりしました。
ちょうどその時には大学に居たのですが、
音と光が同時にやってきて、耳をつんざくような轟音と震動。
なんとその衝撃のせいか、近くに停まっていた車の警報機が作動してしまうほとでした。
さすがにそうなったら退避、です。
また、雨に濡れたら着替えをしっかりするなど、
風をひかないように努めるのも大事なことです。
陸上競技に限ったことではありませんが、身体が大切な資本ですから…
ただ、これからも雨の中走ることもあるでしょうが、
そういったトレーニングも無駄ではないと思っています。
よく学生の頃、「雨が降ったらラッキーだと思え」と監督に教わりました。
他の選手は、試合で雨が降ったら普通、「嫌だなぁ」と思う。
でも、普段から雨の中練習していれば、
本番で雨が降ってもいつも通りだから、逆に他の選手より有利なのだと。
これは雨に限ったことではなく、他の人が嫌だなぁ、と思うことでも、
受け止め方次第で良い方向に転ぶという事なんだな、と思いました。
しばらくは大きな大会もなく、合宿などで練習に専念させて頂けます。
雨や、強風など、色々なシチュエーションで練習することもあると思いますが、
全てが自分の力になるんだ!と思って、秋のシーズンに向け頑張りたいと思います!
先日、おかげさまで37歳の誕生日を迎えました。
こうして具体的に目に飛び込んでくる数字と自分の感覚年齢のギャップがどんどん広がりつつあることに少々(いや、かなり)戸惑いがあります。
ただ、戸惑いはあるのですが、抵抗はあまりありませんでした。
以前にそのような選手に出会ったことがあったからです。
左側の女性はカザフスタンのナタリア・トルシナ選手です。
この写真は10年前、パリの世界陸上の時に一緒に撮ったものです。
当時、彼女はアジアでは負け知らず、世界の舞台でも決勝まであと一歩というところのレベルで戦っていました。
その2年後、一緒にアジアグランプリを転戦していた時に大会のプログラムを通じて彼女の年齢を知るところとなりました。
1968年生まれ・・・今は2005年・・・
・・・ささささんじゅうななさいぃぃぃ!?!?
そう、今の私の年齢です。
でもその時の衝撃たるや相当なものでした。
37歳で400mHを走っている人がいる!!しかも速い!勝てない!
その事実は自分にとって大きな大きなターニングポイントとなりました。
30歳やそこらで年齢云々を言っていた自分がまだまだひよっこだと感じました。
少なくともトルシナさんの年齢まではできるんだろうなぁと思えるようになりました。
やれない、できない、と限界を決めるのは自分の心であって、やってみよう、できるようにしてみよう、と思うことで道は開けていくのだと思います。
自分に大きな影響を与えてくれた当時のトルシナ選手の年齢に追いついたという意味でとても感慨深い誕生日となりました。
そしてこの歳まで競技を続ける環境をいただけてきたということも本当に幸運だったと思います。
37歳といえば、干支も3巡し、新たな12年間の第一歩!
しっかりビジョンを持って、いろんな方たちに支えていただいて、応援していただいたことを少しずつでもお返しできるようにがんばっていきたいと思います。
みんなにお祝いしてもらいました☆
なんと青木がチョコペンで私の似顔絵を描いてデコレーションしてくれました。
37の数字が2とも3とも取りづらく書いてくれているあたりが後輩の心遣いでしょうか(笑)