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    選手ブログ [田代 優仁]

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    こんにちは!ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
    10月に入って1週間となりますが、季節が一気に秋へ進んだ気がしますね。練習では長袖を着る機会が増え、吸い込む空気も少しずつひんやりとしており、いよいよシーズンも終盤だと実感が増しています。振り返ると、後半シーズンが一瞬に感じるほど毎日が濃密なものに感じています。

    チームとしても多くの出来事があり、まずは松本さんと井戸の2人が2025東京世界陸上に個人種目・リレー種目の代表に選出されました!
    個人種目では2人とも、あの張り詰めた雰囲気の中でベスト記録に迫るパフォーマンスを発揮、混合4×400mリレーでは日本新と、日本人女子短距離選手初の入賞(8位)に輝きました!2人の走りはテレビの画面からでも凄まじさと迫力を感じましたし、私としても、今回の世界陸上は特別な思いを持って観戦させて頂きました。(直接応援できなかった事が残念です...)。
    また、世界陸上の舞台を懸命に目指した山内の奮闘にも、チームメイトとして心を打たれるものがありました。ストイックに競技に取り組む彼でも、今回は届かなかったほど、400mハードルの競技レベルが上がっている事を、身をもって感じました。
    そして先日のニューデリー世界パラ陸上競技選手権では、佐々木がT13女子400mで銅メダルを獲得しました!佐々木にとっては400mでは初、悲願のメダル獲得とのことでニュースを知った時は自分の事のように嬉しかったです。

    私については、東北総合スポーツ大会、全日本実業団対抗選手権、滋賀国民スポーツ大会、そして先日のふくしまリレーズの4試合に出場しました。狙っていたタイム、出すべきタイムを大幅に下回る低調なパフォーマンスばかり続いてしまい、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
    「段取り8分、仕事2分」と言われるように、陸上競技においても、試合までの準備や過程がパフォーマンスに直結する競技であると改めて思います。準備したものが突如として崩れる事はあっても、反対にいきなりパフォーマンスレベルが突然上がるケースは、ごく稀です。それほど繊細な競技であり、良い結果に至る準備ができなかったことが悔しいです。

    ふくしまリレーズはチーム全体としても運営主体として、大会の共催に関わる準備を進めてきました。普段は選手として出場する立場で活動していますが、この大会は半年前に始まる事前準備の段階から関わっており、毎年色々な事を学ぶ大切な大会です。どんなに小さな事でも、当日の円滑な進行を支えるためには大切なものと考え、無事に大会が成功するよう、できる限りの準備を整えて臨めました。無事に大会が終わり、色々と反省をしている段階ですが、良い大会だったという声も頂戴するなど、とても充実した気持ちになっています。

    この後は、11月3日のももりんダッシュNo.1と、23日の陸上教室を控えているため、どちらも最高のイベントになるよう、最後まで気を引き締めて頑張ります。
    陸上教室については、参加者募集も始まりました!皆さまのご参加、心待ちにしております!
    それではまた次回、元気にお会いしましょう。

    2025.07.20

    ブログをご覧の皆さま、こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。
    先週末は拍子抜けするほど涼しかったですが、今週は毎日のように暑い日が続いていますね。今年の暑さはラニーニャ現象が影響しているとのことですが、かつて経験したことがないものに感じられます。そして、普段の運動はもちろん、少しの活動でも身体に相当なダメージが掛かっている気がします。例年以上の暑さ対策と身体のメンテナンスをしつつ、活動する際は無理を絶対にしないよう心掛けていきましょう。

    さて、前回のブログから1ヶ月が経ちました。
    6月8日に行われた田島記念は52秒33の記録に終わり、日本選手権の参加標準記録49秒90の突破に大きく及びませんでした。これまで多くの方々の支えとご協力を頂き、陸上競技に専念できる環境の中で、日本選手権への出場に向けて必死に取り組んできましたが、その目標を達成できず申し訳ない気持ちでいっぱいです。試合後はその気持ちと、この5年間の自分自身への不甲斐なさから、絶望感にも苛まれました。
    しかし、監督・コーチとのお話やチームメイトの姿を見る中で、過ぎたこと以上に、今後の大会で結果を出すことにフォーカスし、やるべき事をやるしかないんだと、気持ちが切り替わりました。

    残り半分となったシーズンで、これまでの全てを覆すくらいのパフォーマンスを出すと一念発起し、もう一度やり直すつもりで、トレーニングと自分自身に向き合いました。

    6月下旬には岩手県選手権、先週は福島県選手権の2試合に出場しました。

    岩手県選手権は、練習での手応えの割に記録を伸ばせず、不完全燃焼に終わりました。400mの走力が戻っている実感はあったのですが、ハードルの面でどこか噛み合わず、試合までにそれを修正できませんでした。

    先週の福島県選手権では、本職の400mハードルと、110mハードルの2種目に出場しました。 入行前には両種目ともに力を入れて取り組んでおり、結果を狙いつつ、110mハードルでの動きが400mハードルのプラスになれば、という目論見がありました。110mハードルの練習を始めてから、次第に雑さがあったハードリングにまとまりが出始め、更に走りにも鋭さが出てきた感覚があったことから、自分の中でもある程度の自信を持って挑むことができました。

    110mハードルでは、ラウンドを上手く使いながら動きの精度を上げ、決勝では直前に監督から頂いたアドバイスだけに集中して走りました。その結果、自己ベストに0秒05と迫る14秒09で優勝できました。
    翌日の400mハードルでも、久しぶりに自分がやりたいレースプランを実行でき、2位ながら50秒47のタイムをマークできました。
    思った以上で少し驚きもありましたが結果に繋げられたこと、何より今後に向けての道筋が見え、自信をつけられたことが大きなプラスでした。次の大会まで少し期間が空くので、更にベースを上げ、両種目で自己ベストを出す準備をしたいです。

    2週間前の日本選手権では、松本さん・山内・井戸の3人のパフォーマンスに大きな感動と勇気を貰いました。3人の取り組みや努力をチームメイトとして見ていたこともあり、応援にも気持ちが入りましたし、3人のパワーが自分にも伝わってくるかのように、不思議と気持ちが奮い立ちました。今後は、自分も結果を出して、チームにいい影響を与えられるようにしたいです。

    向こう数日は40℃に迫る日もあるなど、激しい暑さが続く模様です。くれぐれも、お身体のほどご自愛ください。それではまた、元気にお会いしましょう!

    いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

    6月に入りました。最近では夜7時を過ぎても明るく、夏至が近づいていることを感じます。 先日の休みに部屋の掃除と模様替えを行いました!その際に、布団を日当たりの良い位置に変えましたが、そこからは自然と寝起きが良くなったように感じられます。1日がスッキリと始まるだけでも、得した気分になりますよね。

    先日、アジアで行われているアジア選手権の女子 400mで松本さんが優勝されました!!結果を知ってとても嬉しい気持ちになったと同時に、タフなレースを勝ちきる松本さんの強さを改めて感じました。チーム全体としても、この流れに乗っていきたいです。

    5月には静岡国際、木南記念、東日本実業団と3試合に出場しました。記録に関しては、日本選手権申込資格記録の 49秒90を狙って挑みましたが、この3試合では届きませんでした。一方、内容については少しずつ良くなっている感触があるので、週末の田島記念では結果を出すことに集中し、落ち着いて準備を進めていきます。

    最近、競技を通して「学ぶこと」に深みが出てきていると感じます。
    競技者としては16年目になり、身体は昔ほど無茶が利かなくなっていますが、一つ一つの練習や行動に意味を持たせられるようになったことで、その分も自分に返ってくるものが大きくなっているのかなと感じます。
    自分自身のブログを読み返してみましたが、この5年の中でも書いている内容が深くなっていると思いました。また、その内容と執筆した時期の気づきや境遇とリンクするものがあり、自分の歩みを振り返る貴重な機会にもなりました。
    もっと早くそうなってほしかったと思う気持ちもありますが、まずは16年の競技生活、27年の人生を通してこの気づきを得られたこと、それを競技生活の充実に繋げられていることをポジティブに捉えたいです。

    ここ数日は寒暖の差が激しいほか、ここからは梅雨らしいどんよりした天気と暑い日が続く模様です。身体にこたえるコンディションですが、皆さまも、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
    それでは次回、元気にお会いしましょう!

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