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    選手ブログ [青木 沙弥佳]

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    2014.09.08

    先の週末、注目すべき二つの大会が行われました。

    一つ目は、私たちのチームに新たに加入した佐藤(智)が出場した、
    ジャパンパラ陸上です。
    日本最高峰の大会…ですが、日本選手権とはまた別で、
    日本パラリンピック委員会と日本障害者陸上競技連盟が共催している大会です。

    3連覇がかかったこの大会…
    直前の練習では、彼女は緊張した面持ちながらも、
    確かな手応えをもって山口に向かいました。

    結果は、見事3連覇!しかも、自己ベスト。
    成長期はともかく、大人になってから自己ベストを更新することは
    簡単なことではありません。
    入行前から共に練習することはあったのですが、
    入行してから私たちと一緒に練習する時間も増え、
    ひたむきに練習を積みぐんぐん成長中の佐藤に、私も刺激を受けています。
    そんな彼女の3連覇の朗報は、何より嬉しいものでした。

    もう一つは、日本インカレ。
    言わずとも知れた、学生日本一を決める大会です。
    この大会には、後輩の福島大学の学生さんたちが臨みました。

    私達は福島から結果速報と動画サイトで見守っていましたが…
    今回、特に4年生が底力を発揮して、多くの選手が決勝の舞台で頑張っていました。
    これまた、同じグラウンドで練習してきた後輩たちですから、嬉しいニュースでした。
    全カレって、何だか不思議な力が沸くんですよね…。
    全カレの時期が近付くと、既に社会人である私も何故だか調子が良くなってきます。笑

    この舞台で自己ベストを更新した選手もいました。
    大舞台で最大限の力を発揮できた瞬間は、
    「練習してきて良かった!」と心から思います。
    思えば、この一瞬のために長い時間をかけて練習してきているんですよね…

    例えば他のスポーツ選手であっても、
    走ることはあまり好きになれないという選手もいますし、
    ランニング、ジョギングはともかくスプリントを趣味でやる人は少数だと思います。
    「走ることの何が楽しいの?」と訊かれることもありますが、
    この一瞬の喜びは何にも代えがたいんです。

    という訳で、昨日も学生さんに負けじとガッツリ練習をしました。
    あの喜びを手にするために!

    近頃は随分涼しくなり、練習もしやすい時期になってきました。
    ここ数日はまた気温が上がっていますが、朝晩はちょっと肌寒いほどです。
    こういう気温になると、秋だな~という感じがします。

    秋、といえば、(読書も食欲も捨てがたいですがやっぱり)スポーツの秋!
    とはいえ、今シーズンも試合はそれほど沢山は残っていません。
    一つ一つの大会を大切に走っていきたいと思います。

    2014.08.11

    只今、私たちは北海道・千歳で合宿中です。
    昨日、士別での実業団合宿を終えた田嶋・佐藤コンビも合流し、
    昨年以上に大人数で賑やかな合宿となっています。

    この度の台風…
    ああ、本州の方は大変そうだ!実家は大丈夫かなぁ…
    などと考えていたら、なんと北海道までやってきているではありませんか。
    途中で低気圧に変わりましたが、今日は稀にみる暴風&雨。
    看板が落っこちていたり、窓ガラスが割れていたり(!)、
    カラスが全然飛べていなかったり。
    地元の方も珍しいと呟いてました。

    今日は台風に見舞われたものの…
    やはり、北海道は涼しくて過ごしやすいですね!
    たまに晴れて暑いな~と思うときもあるのですが、
    本州に比べたら「暑い」というのが罰当たりなくらいです。

    また、今回お世話になっているホテルにも本当に良くして頂いています。
    何よりご飯が美味しい。
    何というか…北海道のモノって、食材からして美味しいんですよね。
    朝食のパンもなんだかバターの風味が豊かなような…
    それは流石に気のせいかもしれませんが、肉も魚も野菜も、全部美味しい!
    北海道に死角なし!

    …けれど北海道も、当然冬は寒いわけです。
    私は冬の北海道は訪れたことが無いのですが、
    陸連合宿で何度か冬の北海道を訪れている渡辺さん曰く、
    「道路が除雪云々じゃなく、車が圧雪された雪の上を走るのが当たり前」だとか。
    北海道の方からしたら「あ~、あるある」って感じなのでしょうか。
    停止線や中央分離帯、歩道が高い位置にある看板で示してあったり、
    一軒家の多くは一階がガレージになっていたり、小高くなっていたりと、
    そんなところからちょっと想像ができる程度です。
    昨年度の冬は福島も大雪で大変でしたが、常にあの状態ということですね。
    何とも過酷です…。

    もちろんそんな冬の厳しさがあるからこそ、夏は涼しいわけで。
    そんな北海道の恵みを受けつつ、日々たっぷり走らせて頂いています!

    今年の秋は例年よりも少し長いシーズンになりそうなので、
    この夏の身体づくりが何よりも大事です。
    今はとにかく練習量も多く、当然ながら身体も疲れていますが、
    それも秋の戦いには必要なもの。
    できないことを確実にできるようにして、しっかりとステップアップし、
    台風一過の青空のように清々しい気持ちでシーズン後半を迎えられるよう、
    しっかりと練習を積んできたいと思います!

    前回田嶋のブログ記事にもありました通り、
    郡山・開成山陸上競技場にて、福島県選手権が行われていました。

    6月末の香港インターシティから中二日で日中韓交流陸上、
    そこから中三日で県選というなかなかハードなスケジュールではありましたが、
    そんなことも言ってられません。
    県選で3位以内に入賞すると東北選手権に出場できるのですが、
    虎視眈々と東北大会を狙う学生さんや高校生もいるので、
    福島県選はなかなかハイレベルなのです。

    心配された台風は早いうちに低気圧に変わり、
    多少の風はあったものの、幸運にも豪雨には見舞われませんでした。

    私は今回400mと400mHに出場させて頂きました。
    400mは、記録的にはもう一息だったものの、全体的にまとまったレースだったのですが、
    400mHの方はハードリングと走りが噛み合わず、
    バタバタと無駄な力を使うレースをしてしまいました。

    日中韓交流陸上では、久しぶりに400mHでレース感を取り戻した感じがあったのですが、
    その流れを全く生かすことができず…反省です。

    考えすぎも、考えなさすぎも良くないのですが…
    近頃は、レース中に色々余計なことを考えすぎていました。
    日中韓では頭の中がクリアな状態で走れたのが良かったようです。

    ただ、いつでもその状態でレースに臨むことは難しく、
    今回の400mHも考えすぎてしまった訳ですが、
    この夏は自分の目指す走りを、
    すっきり・シンプルに頭の中に組み立てていくことが課題かなと思いました。

    今回は田嶋が100mで自己ベスト、佐藤も大会新と、
    若手が大活躍でしたが、私も負けてられません!

    400mHは5連覇でしたが…やっぱり目指すところは記録です。
    どんな大会でもどんな条件でも、実力をしっかり発揮することが「強さ」だと思います。

    県選手権を終え、8月末までは記録会等を除き、しばらく大会はお休み。
    合宿なども予定しており、練習をとことん積むチャンスです!
    この夏は、一歩ずつ着実にステップアップしていきたいと思います。

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