2014.02.15
こんばんは。
私達は只今沖縄で合宿中です。
本州に比べれば格段に暖かい気候の中、毎日充実した練習の日々を送っていますが、
今ロシアでは、私たちの心躍らせる冬のスポーツの祭典が行われています。
そう、ソチオリンピックです!
大学生になるまでスキーに行ったことが無かった(というか連れて行ってもらえなかった)私は、
スノースポーツはほとんどできませんが、
やっぱり世界トップレベルの選手のパフォーマンスを見ていると、ワクワクさせられますね。
部屋にいるときはついついオリンピックのチャンネルに合わせてしまいます。
フィギュアスケートやスピードスケート、スキージャンプなど、
日本選手の活躍が期待されている種目はもちろん観戦していて楽しいのですが、
今まであまり注目していなかった種目も、結構面白い種目があることに気が付きました。
新種目のスロープスタイルで高難度なコースに果敢に挑み、大技を見事決める選手、
男子モーグルの、女子とはまた違うスピードとエアのダイナミックさ、
複合種目で最後の種目での一発逆転などなど…
多彩な種目があり、毎日観ていて飽きません。
「見せる」種目も多いウインタースポーツですが、それも血の滲むような努力と練習の賜物であり、
そんな選手たちのパフォーマンスについつい「魅せ」られてしまいます。
何より、スノースポーツはスピードが速い!
基本的に「滑走する」種目ばかりですもんね。
陸上選手だからなのか、速い選手を見て「速っ!」とか、
エアの高さを見て「高っ!」と感動することが多いような気がします。
それに比べれば陸上競技って安定した場所で走っていますが……
でも、今回オリンピックに出場している選手たちのように、
「速っ!」と思わず口走ってしまうような、そんな「魅せる」走りが出来たらいいな!と思います。
さてさて、私たちもオリンピックに向けた取り組みの真っ只中です。
第一次の(?)大雪が降った先週土曜日。
私達は、女子ナショナルリレーチームの合宿で東京に居ました。
今まで各自で練習することも多かったナショナルチーム合宿ですが、
今回は全員で同じメニューをし、
普段はあまり一緒に走ることのないショートスプリントの選手と共に走ったりと、
大いに刺激を受ける合宿となりました。
ナショナルリレーチームの最年少は高校生。
年齢は10歳ほど違う訳ですが、負けられない!と、お姉さんチーム(?)の意地で走りました。笑
また、陸上競技は個人種目ですが、リレーは陸上競技の中でも貴重な「団体戦」です。
今回の合宿では、一つのチームとしてどうあるべきか、どんなことを考えなければならないか、
「チーム力」を上げるための取り組みもありました。
そんな合宿の最終日、つまり日曜日の朝起きると、一面の銀世界!
ここは福島か!?と思いました。
積雪、20cmほど。福島であれば有り得る積雪ではありますが、
まさか東京に来てまで雪かきをすることになるとは……。
お陰様で、十分に体が温まった状態で最終日の練習をこなすことができました。
その後、羽田空港で5時間ほど飛行機を待ち…なんとか沖縄に辿り着き、今に至ります。
本日もかなりの大雪だったようで、福島は私が経験したことの無いような状態になっているようです。
ひとまずは17日まで、しっかり練習を積んで帰りたいと思います!
そして、今度はすんなり帰れることを祈りたいと思います!
2014.01.05
あけましておめでとうございます!
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
さてさて、今年、2014年は午年。
馬と言えば…昨年の暮れには、有馬記念で、
オルフェーヴルが見事に有終の美を飾ったのが記憶に新しいですが…
賭け事としての競馬はからっきしですが、やっぱり速く走るのを追及する身。
競馬を見ているとわくわくしてしまうのは、陸上選手の性でしょうか?
オルフェーヴルには、日本中の競馬ファンのみならず、
競馬に興味が無くても、これはすごい!と思った方も居るのではないのでしょうか?
私も今年はそんな走りをしたいなと思います。
馬のように、速く、力強く!
何より今年2014年は、日本選手権が福島の
「とうほう・みんなのスタジアム」で開催されます!
昨年、私は地元国体を経験しましたが、地元での日本選手権は、
きっとそれに並ぶか、それ以上の緊張を味わうことになるんじゃないかと思いますが…
でも昨年、会場の方に応援して頂いて、自分の思っていた以上の力が沸いてきました。
今年も、皆様の応援を力にできたらと思います!
是非、6月は日本選手権を観戦しに来てくださいね。
目の前で走り、跳び、投げる選手たちを目にすれば、
きっとテレビや動画配信では味わえない興奮が味わえることと思います。
そんな2014年の始まりは、実家で過ごさせて頂きました。
昨年は何してたんだっけ?とブログを見返していたら、近所のお寺の写真がありましたね。
今年もjogがてら、近所の神社に初詣へ。
(近所と言ってもjogで10分ほどなので、近所かどうかは微妙ですが…)
誰も居ない小さな神社ですが、お陰様でジャージでも恥ずかしくありません。笑
この日は珍しく他の参拝客の方もいらっしゃいました。
この一帯の地名がついている神社なので、ご利益云々は別としてひとまずお参り。
そしてその後、例のお寺に行ってみました。
すると今年はこんな言葉が。
「財産遺して銅メダル 思い出残して銀メダル 生き方遺して金メダル」
う~ん、やっぱり深い。
しかもメダルに例えているところが、アスリートとして共感を得られました。
陸上選手として成績だけを残すのではなく、
こんな選手だったんだよ、と後々まで語り継がれるような、
そんな選手になれたら本望ですね~。
今年は世界大会こそないものの、
日本選手権、アジア大会と、世界を目指すにあたって重要な意味を持つ大会がある年です。
後から思い返して良い一年だったと言えるよう、一日一日を大切にしていきたいと思います!
2013.12.01
前回ブログを書かせて頂いたのが、10月末。
気づけばシーズンも終了し、季節はすっかり冬の様相になりました。
先日、私たちは福島県体育協会の表彰式に行き、
東邦銀行は、個人・団体共に優秀選手賞を授与して頂きました。
こうして、活躍を認めて頂けることは本当に嬉しい事です。
喜びを噛み締めるとともに、また来年も頑張ろう!と
改めて気持ちの引き締まる思いでした。
表彰式の後には懇親会もありました。
関係者の方々や、他の種目の選手とも交流を持つ事ができ、
とても有意義な時間を過ごせました。
そして、今回またまた福島の美味しいりんごを頂きました!
ニュースにもあった通り、
11月の頭に「りんご試食会2013」に参加させて頂いたのですが、
その頃は残念ながら時期が早かった「ふじ」が、
今回は食べ頃でとても美味しかったです。
しかし、実りの秋も残念ながら過ぎ去ろうとしています。
今までも散々寒い寒いと言ってきましたが、
12月に入ると、冬だな〜という感じがします。
冬というと寒さに耐え忍び、じっとガマン、ガマン…
という、どうもマイナスなイメージですが…
かく言う私も寒さと雪道歩きはとっても苦手なのですが、
自分の生まれた季節ですし、星は綺麗に見えるし、
こたつは気持ち良いし(?)で、
なんだかんだでそんなに嫌いじゃないのかも…と最近思います。
冬季練習だって、もちろん辛い練習もありますが、
終わってから、あー、キツかったけど頑張った!と達成感を味わえるのも
冬季練習の醍醐味でしょうか。
まだまだ冬季練習は体力トレーニング、つまり土台作りの段階ですが、
それが実は重要で、ここで手を抜いてしまうと
後からなかなか取り返しがつきません。
チームメイト、そして一緒に練習している学生さんたちと共に、
しっかりと練習を積み、頑丈な土台を作って、
磐梯山のようにでっかいアスリート目指して頑張ります!