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    吉田 真希子

    2015.05.01

    今日から5月。
    もうすぐ4月かぁ〜・・なんて思っていたのがつい昨日のことのように、シーズンが始まってからの日々は驚くほどあっという間に過ぎています。

    ブログにもあったように、4月からは佐藤真有コーチも復帰しました。
    彼女はさりげなくなにげなく選手を気遣うことのできる細やかな感性の持ち主です。
    私が遠征で不在の時も1年のブランクを感じさせず、いろんなことをタイミングよくサポートしてくれていて、本当に頼もしい仲間が帰ってきてくれたなぁと嬉しく思っています。

    さて、シーズンインして1ヶ月、かれこれ3試合が終わりました。
    やはり試合はその場その場の臨機応変さや即座の判断が求められて、そのスピード感に何とか追いつけ追い越せと必死です。

    不意打ちや咄嗟の時ほど「素」の自分が出やすいわけで、そうした場面に出くわす度に、中学校の国語の教科書に載っていた大岡信さんの「言葉の力」という随筆を思い出します。

    選手としても、コーチとしても、人としての幹が大事だなと感じます。
    人としての幹がしっかりしていれば、自然と勝負どころに必要な立ち居振る舞いや表現ができるんじゃないかなと思います。

    やはりその力をつけるためには日々の姿勢の積み重ねなのだろうと思います。

    今は一つ一つの判断や答えを出すまでに時間がかかってしまい、もどかしさもありますが、そこをごまかさずに丁寧に今の最善の答えを出しながら、選手と向き合っていきたいと思います。

    しかし、
    それでも目の前の試合はやってくるわけで、そんな時自分の支えになっているのはなかなかうまく行かなかった試行錯誤の日々です。

    日本記録をバンバン出して勝ってばかりいた頃に引退していたら、気づくこと、感じることのできなかったことがたくさんあります。
    そういう意味では長く競技を続けて、酸いも甘いも経験できたことは今の私にとってはかけがえのない大きな財産なのだと思います。

    そして技術的な面も時間をかけて後天的に身につけたことが多かった私ですが、今となってはその経験も人に伝える上で役に立っています。

    人間万事塞翁が馬ですね。
    いいことも悪いことも全て自分の力に変えていけるように人としての幹を磨いていきたいものです。

    このGWは東邦銀行陸上競技部も出場大会が目白押し!
    バハマではワールドリレーズ、静岡では静岡国際、福島でも大学の記録会、と各地で熱戦を繰り広げる予定です。
    この冬にみんなで切磋琢磨し合った力を思いっきりぶつけてきてほしいと思います。
    場所は違えど、心は一つ。
    それぞれの活躍がお互いの追い風になるようにがんばってきます!

    【新緑】

    150501.JPG

    福島も青空に映える新緑が眩しい季節になりました。
    一冬辛抱した木々が一斉に芽吹くこの季節は一年で一番エネルギーを感じます!

     

    山内 大夢

    2015.04.27

    ご無沙汰しておりました。
    1年の育休を経て、4月より復職いたしました。
    再び陸上部のコーチとして、チームに関わらせていただきます!

    お休みをいただいている間に、チームの人数は倍に増え、種目も増え、キャプテンの真希子さんがスパイクを脱ぎコーチに転身されました。
    時間は確実に流れていますね。
    私が子育てに奮闘している間、選手たちは自分と向き合いそれぞれの目標に向かって考え方や練習の取り組み方など試行錯誤していたようです。

    私も久しぶりに選手の走っている姿を見て、勘を取り戻すのに必死です。
    交わされる会話の一言一言にも耳を大きくして聞いています。
    1年という時間の長さを感じています。
    あっという間に過ぎ去った1年でしたが、まるで浦島太郎かのように…
    とまではいきませんが変化していることはたくさんあります。
    変化しなくては進化も前進もしませんので、当たり前のことなのかもしれませんが、
    陸上から少し離れた自分にとって、この3週間は以前との違いや新しい変化の発見と毎日が嵐のように過ぎ去っています。
    練習も平日しか見ることができないので、その時間は本当に貴重です。

    シーズンはすでに始まっています。
    着実に前進している選手もいれば、練習と試合との結果がうまく結びつかない選手もいます。
    それには原因があって、1つずつ紐解いていけば必ず解決します。
    その紐がするりと解けるようなサポートがでればなと思っています。
    その為には、いろんな観点から見る目を養っていかなければなりませんね。

    メンバーが増え、試合に向かうスタイルもさまざまです。
    日々、勉強ですね。
    一冬選手と一緒に過ごしてきた真希子コーチからも学ぶことがたくさんあります。
    二人で協力しながらチームがひと回りもふた回りも成長出来るようにしたいですね。

    でもやっぱり、グランドにいるのは気持ちがいい!!
    忘れていた自分を取り戻したような気がします。
    1年のお休みをいただいて、子供と向き合って子育てをすることができました。
    泣くことしかできなかったわが子も笑うようになり、歩きそして走りまわっています。
    よちよち走りですが…
    ヒトの成長って凄い!それこそ、1年という時間は短いようでとても長い時間だと感じています。

    充実した1年はあっという間です。
    すでにスタートしていますが、いいシーズンだったといえるようにサポートしていきたい思います。
    よろしくお願いいたします!

    渡辺 真弓

    2015.04.24

    ここ最近、福島は4月とは思えないほどの暖かさの練習日和の天気です。

    DSC_0284 (1024x768).jpg

    そんなある日、絵に描いたような驚く雲が出現し、思わず写真を撮ってしまいました。

    合成みたいな雲ですが、画面に入りきらないほどの長さで空を覆っていたんです!

    この写真は数日前の様子なのですが、福島はすっかり桜が散ってしまい、今日は初夏のような暑さでした。

     

     

    先日の織田記念を皮切りに、いよいよ2015シーズンが本格的に始まりました。

    また、先日、ワールドリレーズの代表選手が発表され、

    千葉・青木と共に代表に選出されました。

    代表選手に選んで頂き、嬉しく思います。

    同時にいよいよ本番だなと、気が引き締まります。

     

    女子の短距離にとっては、このワールドリレーズが勝負所の大会です。

    今年の世界選手権、来年のオリンピックへの道となる、重要な大会です。

    ここでしっかり記録を出すために、この冬取り組んできました。

    いよいよです!

     

    この冬は順調にトレーニングのできた年と言っていいと思います。

    小さな怪我はあっても、トレーニングを長期で休まなくてはならないような怪我はなく、

    この冬を通して技術的な改善に取り組むことができました。

    織田記念の前には、記録会等で色々な所でお世話になりまして、走りの確認をしました。

    おかげで、比較的順調なシーズンインを迎えられたのではないかと思います。

    ただ正直、織田記念に関しては天候が悪かったとしても11秒5台、

    条件が良ければ自己記録は更新したいと思っていたので、

    記録には不満足な点がありました。

     

    ただ、織田記念も含めてレースを3試合行い、

    走りの技術的なポイントは精査されているので、

    ワールドリレーズまで期間は短いですが、その中でしっかり反復練習をして、

    良い状態で本番を迎えたいと思います。

     

    では、日本から行くとほぼ地球の裏側にあるバハマにて、しっかり走ってきたいと思います!

    がんばってきます!

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