選手ブログ一覧
こんにちは!桜の開花も始まり、春らしくなってきましたね♪ しかしここ数日の福島の寒さは、なかなかのもの・・・(笑)
もっと暖かくなってほしいと思っている、今日この頃です。
昨日は福島大学の卒業式だったので、大学にはスーツ姿の学生や袴姿の学生がたくさんいました!
風が強かったので、髪の毛が乱れたり、振袖があちこちにいっている姿をみて、大変そうだな・・・(笑)と思っていましたが
鮮やかな着物をみると、落ち着きつつも、心が明るくなりますね!改めて日本の文化は素晴らしいな・・と思いました。
卒業シーズンといえば、私が以前勤務していた三養基高校の卒業式が3月1日に行われました。
残念ながら、生徒たちの卒業していく姿を見ることはできませんでしたが、恩師にお願いをして、お花を贈らせていただきました!
みんな元気に過ごしているのかな・・・と思っているとき、卒業式を終えた、陸上部の卒業生からいきなり連絡が来て
「今までありがとうございました!」と言ってきてくれたのです。とても驚いたとともに、感激しました。
わざわざ連絡してきてくれて、逆にこちらが、ありがとう!と思いましたし、教員していて良かったな、と思いました。
そして、それぞれ必ず「陸上頑張ってください!」と言ってくれるので、本当に元気をもらいました。
佐藤真有コーチからもありましたように、真有コーチは3月いっぱいで産休に入られるので、寂しい気持ちもあります。しかし、
別れの多い3月に、生徒たちからたくさんの元気を貰えましたし、4月中旬にはアメリカから吉田コーチが戻ってこられるので、新たに気持ちを入れて
皆さんに“感動”という出会いを届けられるように、頑張っていきたいと思います。
シーズンインも目の前!!
Go to Rio!!
今、私は世界室内が開催されているポートランドに来ています!
世界室内・・・私も一度800mで出場したことがありますが、まだ世界を意識できるほどの力もなく、ただ出て終わってしまった大会です。
(会場はグリーンのトラック!満員の観客!)
室内大会の魅力は何と言っても「トラックと観客の近さ」です。
スピード感、選手の息遣い、表情、すべてがダイレクトに五感に響いてくる感じがします。
演出も室内ならではの趣向が凝らされていて、すっかり没頭しているとトイレに行く間もなく(笑)数時間があっという間に経過してしまいます。
今回、こちらに来て、室内大会の良さをいろんな意味で感じています。
さて、私もアメリカに来て2ヶ月が経ちました。
最初の1ヶ月は見知らぬ土地、知り合いゼロという環境の中、とにかくいろんな人、モノに出会って、見聞きして、吸収して、取り入れて、という繰り返しでした。
その中で「if you want」「it's up to you」はずいぶん耳にしました。
中でも「WANT」の大切さを改めて感じています。
元々、私は「WANT」の塊みたいなところがありました。
ガツガツがんがん欲しかったら狙いを定めてまっしぐら!みたいな。
ただ、社会生活を送る中で社会観念上「〜すべき」という部分が多くなってきていたのかなと反省しました。
社会人としてそれは必要なことです。
でもスポーツは心技体のぶつかりあいです。
まして、陸上競技は身体1つで自身の限界に挑戦するスポーツです。
何が欲しくて、何をしたいのか、を強く、明確に持たないと得ることはできないと思います。そして、決めたのなら必ずそれをやり通す強さも必要です。
なんて当たり前のことを言っているんだと思われるかと思いますが、その程度というか純度の違いをとても感じています。
こちらでお世話になっているチームも来たばかりの頃はスパイクを履き始めたばかりでしたが、もう世界室内でバンバン走るまでになっています。
その切り替えていく様子やコーチのさじ加減も絶妙で、毎日なるほど〜〜と思いながら見させていただいています。
今はこの2ヶ月間の観察を通して集めた「点」がいろんな方面に「線」となって繋がり始めていて、とても興味深い時期に差し掛かっています。
インドアシーズンの結果を踏まえて、アウトドアシーズンに向けてどう改善、修正していくのかとてもとても楽しみです。
残すところあと1ヶ月を切りました。
来たばかりの頃はとても先に思えた帰国の日が少しずつ迫ってきています。
アメリカという国の持つおおらかさと人の温かさに支えられて、素晴らしい研修になっています。自分が思っていたアメリカの印象とは違う部分もたくさん知ることができました。
アメリカを離れることに寂しい気持ちさえ覚える今日この頃ではありますが、一方で早くチームのみんなに還元したいという気持ちもどんどん逸ってきています。
貴重な残りの日々を大切にして、がんばります!
こっちでは基本いつも一人なので、なかなか自分の写真を撮る機会もなく。
通りすがりのカップルに撮影してもらいました・・笑
こんにちは。
石垣合宿に行っている選手たちは、充実した練習を積んでいるようですね!
福島も暖かくなってはきていますが、やっぱり東北。石垣に比べれば…ですね。
シーズン初めから記録を狙っていきたいということもあり、ここからは仕上げの時期に突入です。技術面を今まで以上に磨いて、スピードにつなげていく。
よりレースを意識した練習が増えてくると思います。
試合に向けて、ドキドキわくわくの時期ですね!
そんな姿を間近で見られないのが残念です。
昨年の4月に復職をして、1年が経過しようとしています。
始めは勘を取り戻すのに必死でしたが、夏くらいにはようやくチームの雰囲気にも慣れ、コーチとしても川本監督や吉田コーチに色々と聞いたり、試合に行ったり、陸上教室を行ったり…少しずつではありますが、自分自身、前進し始めたかなと感じていました。
選手の半分は初めて会う選手ということもあり、どんな選手かを知ることやコミュニケーションを取ることは、とても楽しかったですね。また、陸上競技部のメンバーとして、どのように成長してくれるのか、期待を持ちつつ、サポートできることに充実した時間を過ごせたと感じています。
そして、来月から再び産休・育休のお休みを頂くことになりました。
ブログも今回がお休み前の最後となります。
オリンピックイヤーのシーズンを一緒に過ごせないことは心残りではありますが、土台作りの時期である冬季練習を共に過ごすことができたのはよかったなと感じています。土台がしっかりしていなければ世界とは戦えないので、あれやこれやと選手と話をしながらトレーニングをしてきました。私自身が勉強になることもたくさんありました!
チームのサポートだけではなく、以前に取り組んでいた陸上教室も復活することができ、たくさんの子ども達と触れ合いながら、楽しく陸上をすることもできました。
1年はあっという間でしたが、陸上に関われる時間はとても楽しく、本当に濃い時間を過ごしたように感じます。
ちょこちょこ走りで保育園に通い始めた娘は、言葉を覚え、理解し始めてコミュニケーションを取れるようになりました。
しっかりと走れるようにもなったので、とりあえず腕振りだけ教えてみました。秋のももりんダッシュに向けて(笑)
素直にまっすぐ振ろうとする姿には驚きました。手足のタイミングはおかしいですが、言われた通りにやろうする、その素直さが子どもの良い所ですよね。
子どもの成長は本当に目覚ましいもので、初めての子育てということもあり、こちらも毎日刺激がいっぱいでした。
そして、仕事と子育ての両立もそう簡単ではないことを実感した日々でもありました。
私なりにたくさんの経験をすることができ、自分なりに前に進めた1年だったと思います。
オリンピックイヤーの今シーズン、選手を近くでサポートできないことは心残りではありますが、今月いっぱい、あれやこれやと小言をたくさん言ってお休みに入ろうと思います(笑)まずは、いいシーズンインが迎えられるように、残りの時間を有意義なものにしていきたいですね!
私も2回目の出産と育児に専念できる環境に感謝しながら、この1年で培った経験も大切に、今度は子どもと向き合っていきたいと思います。
それでは、またお会いする日まで…