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    2014.06.30

    私にとって最初の日本選手権が終わってから早くも1カ月が過ぎようとしています。

    福島で日本選手権をやるということで、たくさんの方々が手を貸してくださり

    今回のような素晴らしい日本選手権を作り上げてくださったことは本当に

    感謝の気持ちでいっぱいです。

    そして試合当日も、雨の中でしたが、たくさんの方が応援に駆けつけてくださり

    本当に嬉しかったです!

     

    とうほう・みんなのスタジアムは、私が小学校のころから走ってきた

    大変馴染みが深い競技場ですが、今回の日本選手権で観た競技場の風景は、

    今までの私の記憶にはない競技場でした。メインスタンド側だけでなく、芝生席も観客に

    埋め尽くされ、あんなにも声援が飛び交っている競技場に本当に感動しました。

    そして、このような中で走れる幸せを噛みしめながら400mを走ることができました。

     

    初めての日本選手権はなかなか思うような走りができないまま

    あっという間に終わってしまいましたが、今回の経験で、

    日本選手権の厳しさというものを痛感しましたし、自分の未熟さも思い知らされました。

    そして、先輩方の勝利の重みを今まで以上に感じることができました。

    今回の結果は、思うようにいきませんでしたが、

    良かったことも悪かったこともすべて自分がやってきたことなのだと受け止めて

    次の日本選手権で勝負できる選手になれるようにトレーニングをしていきたいと思います。

     

    そして、シーズンはまだ終わっていません。

    冬に積み重ねてきたものを無駄にしないように自分の持っている力を

    しっかり出していきたいと思います!

     

    たくさんの声援、本当にありがとうございました!

    雨の日本選手権から3週間。
     
    あれから雨の日は何日あったかな?ってくらい福島はいいお天気が続いていて、あの3日間だけが夢の中の出来事のような気がします。
     
    あんな土砂降りの雨にも関わらず、会場を訪れて応援してくださった皆さん、審判の皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
     
    20回出場してきた日本選手権はどの年も色濃く私の中に残っているけど、やっぱり故郷での日本選手権は特別でした。
     
    地元ふくしま国体で転倒し、予選落ちしてから20年。
    みんなが期待を寄せる勝負どころで勝てなかったら意味がないんだと思いました。
     
    そこから、日本一にもなり、日本記録も出し、世界の舞台にも立ち、国体の獲得点数も100点を超え、それなりに勝負どころでも勝てるようになっても、ずっと何かがどうしても埋まらない気がしていました。
     
    そんな中、巡ってきた故郷での日本選手権。
    ここが20年ぶりに巡ってきた勝負どころなのかもしれない、とその巡り合わせやタイミングに運命を感じました。
     
    2009年を最後に遠ざかっていた5年ぶりの決勝。
    そこに向かってのチャレンジの難しさは実力的にふくしま国体の時にとても良く似ていて、まるで追試を受けているような気がしました。
     
    直前の大会まで狙ったレースが作れず、練習も少し気負い気味でギリギリ当日に疲労が抜けるかどうかというところで、今できる準備はすべてやり終えた自信はあったものの、まだスイッチが入りきっていないような状況で前日練習を迎えました。
     
    しかし、日本選手権仕様に様変わりし、いつにも増して立派になったホームグランド、審判の先生方の運営に対する真摯な姿勢、そして応援に駆けつけて下さった皆さんで埋め尽くされたスタンド、その光景を見た時に、ただただ感動して、一気に私の心が燃えてきました。
     
    その炎を打ち消すかのように降りしきる冷たい雨もその想いの強さを試されているような気がして、絶対に負けるもんかと思えました。
     
    福島で、皆さんの前で、走ることができて本当に良かったです。
    いろんな方々の想いが私を走らせてくれたのだと思います。
    あんな幸せな気持ちでスタートラインに立って、レースを走ったのは長い競技人生で初めてかもしれません。
     
    本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
    本当にありがとうございました。

    とはいえ!
    もっといい記録で走りたかったというのが欲張りな私の本音です(笑)
    まだできてないことがあるので、その課題を克服して、今シーズン中にはもう少しいい記録を狙って行きたいと思います。


    627.JPG
    雨の降りしきる中、たくさんの人でいっぱいのスタンド。
    3年前のことを思い出すとこの光景が夢のようです。
    でも一歩一歩着実に私たちは前に進んでるんだなって思えました。
    一生忘れません。
     
    予選後には20年連続出場を記念して花束をいただきました。
    川本監督はじめ、たくさんの方々の温かいお心遣いがとっても嬉しくて長くやってきて良かったって心から思えました。
     

    先日の日本選手権では、たくさんの方に声援を送っていただきまして、

    本当にありがとうございました。

    福島で日本選手権が開催されることが決まってから、

    本当に多くの方が開催に向けてご尽力くださり、

    皆で作り上げた日本選手権だったと思います。

     

    その中で選手としてこの日本選手権に携わることができ、

    当日は雨にも関わらず多くの方が会場に足を運んでくださり、

    あの声援の中で走らせていただいたことを、選手としてとても嬉しく思います。

    今回福島に日本選手権が来なかったら、

    きっと私は今もこうして走っていることはなかったと思うので、

    選手として走る機会を頂いたことにも、とても感謝しています。

     

    でも本当は、選手としてパフォーマンスでこの日本選手権を盛り上げたかったのですが、

    それができず、とても悔しい思いもあります。

    今年はなかなか調子を上げられず、何でよりによって今年…という思いもあります。

    日本選手権を振り返ると、なかなか簡単にはまとめられない思いが出てきてしまうのですが…。

     

    でも、少し一息ついてから、また前に進もうと思います。

    いつも自分が元気をを発信していける人でありたいなと思うのに、

    終わってみると、いつも自分が周りの人や応援して頂いている皆さんに背中を押してもらっています。

     

    秋には、応援して頂いた皆さんに元気な走りをお見せできるように、

    また自分らしい走りができるように、

    この夏、腰を据えてしっかり良いトレーニングをしたいと思います!

     

    今回、日本選手権に携わって頂いた皆さま、応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました!

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