2019.02.18
気づけばもう2月も半ば。
気温はまだまだ冬ですが、暦の上では春ということになります。
2月の時候の挨拶といえば、立春や向春、梅花など…
春を思わせるものばかりです。
実際、関東の方では梅の花が咲いたとか?
こちらは梅の花はまだまだですが、でも徐々に暖かい日が増えてきました。
ちょっと前のブログを見ると、寒さでガチガチに凍ったグラウンドの写真がありますが、もうあの寒さは夢だったんじゃないかと思う程です。
暖かければ、当然体の動きも良くなります。
(だから沖縄に行く意味があるんですが!)
カチカチに凍っていた体も徐々に解凍してきているのを感じます。
特に、西日本出身の私や紫村は敏感です(笑)
スピードを上げることができれば、同じメニューでもより追い込んだ練習ができるので、練習にも熱が入ります。
さて、そんな春の折、この度私はアジア選手権の代表に選んで頂きました。
こうして世界に挑むチャンスを頂けたこと、とても嬉しく思います。
アジア選手権、カウントしてみたら…今回で6回目になります。
自分でもちょっとびっくりです。初出場から皆勤賞ですね。笑
ヨルダン、中国、日本、インド、中国、インド…と、ここ最近は中々偏りのある開催地でしたが、今年はドーハということで…初めて行く地に想いを馳せています。
アジア選手権は世界に挑む上でとても重要な位置づけにある大会だと思っています。
実際アジア選手権の優勝者には世界選手権への出場権が与えられるので、直接的に関わってきます。
アジア圏も年々レベルが上がってきているとはいえ、女子は特に世界の中ではまだまだ挑戦者の立ち位置です。
なので、ここで勝っていかなければ世界に挑むことはとても難しいのです。
またこの大会は、前評判があまりあてにならない大会でもあります。
事前のランキングでは下位なのに、本番で急にトップに躍り出る選手が居ることも。
とにかく、読めないのです。
生活面も含めて、予想外のことが多々起こる大会です。
でも海外のレースではそんなのつきもの。
思えばアジア選手権でかなりメンタル面が強くなったなぁと思います。
まずは4月末に向けて練習を着実に積み、しっかりと調子を上げ、世界へのステップを踏んで行きたいと思います!
2019.01.18
相変わらず、寒い日々が続きますね。
私たちは沖縄から帰ってきたばかりで、まだまだ身も心も東北の寒さにびっくりしています。
さてそんな中、去る1月17日に郡山の赤木小で行われた、東京オリンピック・パラリンピックの555日前イベントに行ってきました。
東邦銀行からは私と佐々木がゲストとして呼ばれたのですが、内堀県知事や、ハンマー投げ日本記録保持者の室伏さんも来賓としていらっしゃっており、オリンピックのカウントダウンイベントということで、想像以上に盛り上がりのあるイベントでした。
イベントでは、カウントダウンボードのお披露目と共に、駅に展示される応援ポスターのお披露目も行われました。
全三作品あったのですが、子供たちの口からも思わず歓声が漏れるほどの力作ぞろい。
私自身趣味で絵を描くのが好きなので、これらの作品がどれだけ情熱を込めて描かれたか、ひしひしと伝わってきましたし、作者の三名が、選手がオリンピックに懸ける熱い思いを想像しながら描いてくれたんだと思うと、とても嬉しかったです。
オリンピックの舞台に立つのは選手自身ですが、それは本当に沢山の助けを得て、初めてその舞台に立てるのだと、改めて感じたイベントでした。
セレモニーの後は、佐々木からパラ競技についてお話して貰った後(これも子供たちにとっては目から鱗なエピソードが満載だったと思います)短時間でしたが陸上教室を行いました。
体育館の中だったため思いっきり走ることはできませんでしたが、皆みるみる動きが変わっていきました。
本当に、小学生の吸収力というのは目を見張るものがあります。
そういえば、セレモニーで私たちをエスコートしてくれた代表の子たちが、「オリンピックでは何の競技が楽しみですか?」と聞かれて、迷わず「陸上の100m」「リレー」と答えてくれていました。
流石陸上王国福島!
陸上への関心がとても高いからこそ、陸上教室での動きも良かったのかもしれません。
これは、オリンピックのその先も楽しみですね。
オリンピックまであと〇年、とはカウントしていましたが、〇日、というのはあまり意識していなかったので、今回のイベントであと555日、と改めて認識して、それはきっと長いようで短い期間なんだろうなぁと思いました。
だからと言って変に意気込み過ぎずに、自然体で。
今やるべきことを着実にやって、夢を掴んで行きたいと思います。
この555日、一日一日を大切にして過ごしていきます。
2018.12.14
日に日に寒さが深まっていますが、福島も先日ついに積雪しました。
タイヤ交換が10日だったのでギリギリセーフといったところでしょうか…
聞いたらチーム内では10日に交換した人が多かったようで、流石みんな陸上選手、タイミングを合わせるのが上手なようです。
さて、ぐっと冷え込んだ先週末、私たちは福島ではなく富山に居ました。
毎年恒例の、富山市の強化選手を対象とした陸上教室のためです。
今年は初日雨模様で生憎のお天気かな?と思いましたが、選手たちはお天気なんてなんのその。
私たちが教えたことに対しても「ハイ!」と気持ちよい返事を返してくれて、一つ一つの動きも精一杯体を使って頑張ってくれました。
私は大学4年の頃から継続してこの陸上教室に伺っているのですが、最初の頃より、「ポンピュンラン」の極意がすごく普及しているなぁと思います。
ひとつの技術を教えるときに、「このドリル、やったことある人?」と聞くと、以前は半分くらい手が挙がったのですが、今はほとんどの選手が手を挙げてくれます。
中学生、高校生の選手は毎年入れ替わりますから、これはひとえに富山の先生方の努力の賜物なのかなぁと思います。
実際懇親会などでお話しすると、非常に情熱を持って指導に当たられていることが伝わってきて、尊敬の念を感じます。
富山も、陸上のレベルが年々上がってきています。
ずっと関わりを持っている身としても嬉しいですし、自分も負けていられない!と気持ちの引き締まる思いです。
また、教えることは自分の持っているスキルの再確認にもなります。
言葉にして伝えることで、自分の中でもポイントを整理できるというメリットがあります。
今回の経験を、今後の練習にしっかり生かして行きたいと思います!