2017.09.08
9月に入り、気候も随分秋らしくなってきました。
グラウンドに響き渡っていたセミの声も徐々に少なくなってきて、今はトンボやバッタが飛び回っています。
近頃は秋雨のせいか、少し肌寒い日が続いていますが、時折訪れる晴れの日は、秋らしく、清々しい空気を感じられます。
さて、私たちは8月の夏合宿、そして東北選手権を終え、
現在は9月末の全日本実業団に備え練習を積んでいます。
先述した通りの爽やかな気候で、随分練習しやすくなりました。
そんな最中、私たちのチームからは武石が、地域別対抗の大会であるデカネーションに出場するため、フランスへ旅立ちました。
武石にとっては初めての日本代表ということで、何だかこちらがドキドキしてしまいます。
そして、時を同じくして福井では、大学生の日本一を決める、日本インカレが行われています。
指折り数えてみれば…随分昔のこととなってしまいましたが(笑)、インカレの事は今でも鮮明に覚えています。
大学4年生の日本インカレは、400mと4×100mRで優勝を逃し、どん底に突き落とされたような気持ちになっていたのですが、仲間の頑張りに気持ちを突き動かされ、400mHと4×400mRでは優勝することができました。
本当に、不思議な力の働く大会だと思います。
今の私たちにとっては、全日本実業団は実業団日本一を決める大事な対抗戦です。
思えば、この全日本実業団でも様々なドラマを経験してきたような気がします。
今年も新たなドラマを生み出せるように、チーム一丸となって頑張ります!
秋のシーズンは試合数は少ないものの、全日本実業団を初め、重要な試合が目白押しです。
一つ一つのレースを大切に、今年の自分の走りを上手くまとめられるよう、今この時を大切に過ごしていきたいと思います。
2017.07.31
早いもので、もう7月も終わりですね。
福島はまだ梅雨は空けておりませんが、雨の日と暑い日と、交互に続いております。
さて、先日、世界陸上の最終エントリーが確定しました。
東邦銀行からは、紫村がinvitationにて出場が決定致しました!
是非とも、ロンドンで全力を尽くしてきてほしいです。
私はというと、残念ながら枠には引っかからず、今回の世界陸上参加への道は、絶たれました。
ほんの0.2秒。
言葉にすると本当に僅かですが、その僅かの壁を破れなかったことが、とても悔しいです。
壁、と言っている時点でダメだったのかもしれません。
ただ単に、ゴールまでのレーン上にある一つのラインと思うべきだったのでしょう。
この0.2秒は何だったのか、今でも考えは尽きませんが、
一先ずはあれこれ思索を巡らす前に、体を動かす!
これに尽きます。
もちろん闇雲に、やけくそで、そういう意味ではありません。
当然、自分の至らなかった点については冷静に分析する必要がありますが、少なくとも記録を破れなかったことについてクヨクヨと悩む時間は、体を動かすことに充てたいと思うのです。
体力も時間も無限にあるわけじゃないからこそ、少しでも使えるものは有効に。
そうすることで、気持ちも自然と前向きになるような気がします。
この悔しさを忘れることはできないと思いますが、忘れられないならせめて踏み台にしてやりたい!と思います。
そうできるかは、この夏の自分の頑張り次第だと思います。
幸いにして、と言うべきなのかは分かりませんが、ちょうど世界陸上が行われている期間に、私たちは北海道合宿に行かせて頂きます。
それぞれの場所で、それぞれの戦いを、ということで…
私は世界に向けた挑戦の、再スタートを切りたいと思います。
秋にはまた一段とパワーアップした走りをお見せできればと思っておりますので、こっそりご期待下さい。
2017.06.30
あっという間に6月も終わりを迎えました。
気づけばもう7月。
2107年が半分過ぎたことになります。
シーズンに入ってからは特に、時が経つのが早く感じています。
不思議なものです。
さて、先日私たちは日本選手権を終え、福島に戻ってまいりました。
今年は日本選手権前の練習も手ごたえがあり、万全の状態で臨んだ大会でした。
今回、初めて女子400mHで優勝を飾ることができましたが、
目標としていた標準記録までは手が届きませんでした。
万全で臨んでもなお、というのが悔しかったです。
しかし、どんなに願ってもやり直しがきかないのが陸上競技というもの。
第101回の日本選手権というものは、一生に一度しかありません。
ここで力を出せなかったのはなぜか。
考えるべき余地は沢山あります。
世界選手権への最後のチャンスである、アジア選手権が翌週にあります。
ここが本当に本当に最後のチャンス。
優勝か、標準記録突破で世界選手権への出場権を得ることができます。
きっと神様が、一足飛びではなく、一歩ずつステップを踏んで昇ってこいと言っているのだと思います。
このチャンスを必ずモノにしたいです。
実をいうとインドは2度目。
以前にもアジア選手権がインドで行われました。
その際は体調管理がとても大変だった思い出があるのですが…
今回はばっちり対策をして乗り込みます。
皆様に良いニュースをお届けできればと思っています。
ご声援の程、よろしくお願い致します!