2016.04.11
こんにちは。
福島はもうすっかり春…かと思いきや、今日は真冬に逆戻りな寒さ。
雨かと思ったら、まさかの雪でびっくりしました!
毎年この時期は、もう雪なんて絶対降らないでしょ!とタカをくくっていたら、まさかの雪!という事態に見舞われているような気がします…
雪と桜の花びらが同時に舞う、福島ならではの光景が見られました。
桜はとても好きな花です。
色鮮やかな花もきれいなのですが、私はあの控えめな桃色に惹かれます。
花びら一枚一枚を見ると白にしか見えないのに、沢山集まるとピンク色に見える二面性も素敵だと思います。
私の実家のすぐ裏の道も桜並木になっていて、桜が開花する頃には、毎年家族や従兄たちと散歩していたことが思い出されます。
桜の開花している時期って、本当に短いですよね。
満開が1週間続くかどうか、というところでしょうか…
天候によっては、すぐに散ってしまうこともあります。
満開の桜をゆっくり眺めるチャンスは、そうそうありません。
だからこそ、桜は美しいと日本人は思うのかもしれませんが…
陸上のチャンスも一瞬です。
例えば、代表選考の対象である大会は限られていて、でも、陸上は屋外で行うスポーツなので、いつでも同じコンディションとは限りません。
また、そのレースを走っている中でも、いわゆる勝負所は一瞬で、そのチャンスを逃してしまえば、思うような結果が残せません。
その一瞬のチャンスを間違えないようにするために、日々、繰り返し練習をしています。
今年は、春に花咲き、多くの人々の心を奪う桜のように、自分の舞台で、しっかり結果を発揮できるようにしたいです。
先日は佐藤智美と、新人の佐々木が、大分のパラ陸上で3つの優勝を獲得してきました。
順調なシーズンインを迎えています。
アメリカでは、3人がシーズンインを迎えました。
いよいよ、オリンピックシーズンの幕開けです。
一瞬のチャンスを逃さないよう、集中して一つ一つの試合を戦いたいと思います。
おまけ
記野くんが満開のソメイヨシノを載せていたので、私からはレンギョウと八重桜をお届けします♪
ソメイヨシノも綺麗ですが、こちらも劣らず綺麗です!
2016.03.08
近頃はすっかり春めいてきて、陸上ももう間もなくシーズンインを迎えようとしています。
陸上のシーズンインは日本の4月始まりに合っていて、良いですよね。
新しい年度の始まりは、新しいシーズンの始まり。
わくわくします。
さて、私たちが目指すリオデジャネイロオリンピックですが、今日でちょうど、あと150日となりました。
ニュースでオリンピックに関する事が取り上げらる一方、少し悲しいお話ですが、近頃はドーピング違反や賭博などといった、スポーツに関わる残念なニュースをよく耳にします。
故意にせよそうでないにせよ、あってはならないことです。
スポーツというのは不思議な力を持っていて、例えば国際大会などに行き、言葉は通じなくても、同じ戦いを経て、通じ合うこともあるものです。
お互いの健闘を称えあうときは、ああ、スポーツをやっていて良かったなぁと思う瞬間でもあります。
私が陸上をやっていなかったら、恐らく海外の方とお話しする機会も無かったでしょうしね…
だからこそ、自分という人間を育ててくれたスポーツに恩返しするような気持ちで、これからもっともっとスポーツの価値を高めて行けるよう、努力したいものです。
気が付けば、3月ももう2週目に突入しました。
3月11日には、震災から5年目を迎えます。
震災の年は、東邦銀行陸上競技部が発足した年でした。
本当に多くの方の助けがあって、今、自分たちはここにいると思います。
感謝の気持ちは尽きません。
また、チームにとって節目の年に、オリンピックイヤーを迎えることとなります。
オリンピックまでの150日は、長いようで短い時間になりそうです。
しっかり結果を残せるよう、シーズンインに向けて、練習を積みたいと思います。
2016.02.02
毎日寒い日が続きますね。
寒い、寒いと、分かってはいても、ついつい口に出してしまいます。
家に帰ってこたつに入る瞬間が至福の一時です…。
今は、合宿と合宿の間の期間。
ひたすら寒さに耐え忍び、精神的にも強くなれている…気がします。
道路脇には凍った雪が積もったままではありますが、ここのところの晴天続きと雪かきでトラックの雪も無くなり、お陰様で毎日しっかりと練習が積めています。
先日ちょっとお天気の良い日に、技術走をする機会がありました。
改めて自分の動きを見直してみると、寒さのせいか、どうやら動きが小さくなってしまっていたようで…
改善すべきポイントが沢山見つかりました。
このような時は、2人一組で、お互い見あってアドバイスをするのですが、
自分の思い描いている動きと、実際の動きとは、やはり知らないうちにズレが生じてきます。
自分でポイントを押さえてやっているつもりでも、その強度が足りなかったり。
逆に強く意識し過ぎて、他のポイントが疎かになったり…
自分の身体ではありますが、中々思い通りに動かないものです。
もちろん、一瞬で劇的に動きが変われたら、一番良いことだと思います。
ちょっと意識を変えるだけでうまく歯車がかみ合って、動きが良くなることもあります。
しかし、そうじゃない事の方が圧倒的に多いような気がします。
それでも、できないなりにずっと継続してやって、少しずつでも意識が変われば、あるとき気づいたらできるようになってた、なんてこともあります。
ただ一つ分かっているのは、やらなければ何も変わらないということです。
だからこそ、何度も何度も繰り返し、同じ練習をするのですよね。
それは、陸上であっても、それ以外のことでも、共通して言えることだなぁ、と感じます。
成せば成る、成さねば成らぬ、とは正にこのことですね…。
もっと早く走るために。
ハードルを跳ぶために。
まだまだ、足りていない材料も多くありますし、うまく生かし切れていない素材もあると思います。
この冬は自分自身としっかり向き合って、自分をもっと高めていきたいと思います。