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    選手ブログ [田代 優仁]

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    2015.07.31

    近頃、本当に暑い日が続きますね。
    もはや、猛暑日が当たり前の日々…
    ここ数日は晴れの日が続き、練習にも熱が入ります。

    もちろん私たちも人間なので、しっかりと対策を取らないと、熱中症になってしまいます。
    なるべく日陰でアップしたり、帽子をかぶったり、こまめに氷嚢で冷やしたり、水筒を持参して冷たい飲み物を飲んだり…

    そんな暑い中、和歌山ではインターハイが行われています。
    今年は注目選手も多くおり、でも予想外の展開も起きたりして、なかなか面白い結果になっているようです。
    アジア選手権で共に戦ったり、日本選手権で争ったりした高校生たちの活躍からも目が離せません。

    高校生のパワーって本当にすごいな、と思います。
    不可能だと思われたことをあっさりと成し遂げてしまったり。
    さっきまで全然走れなかったのが、誰かの一言でガラッと変わって、走れるようになったり。
    思い返せば、自分もそうだったかもしれません。

    ひたむきに信じる力というか。
    先生が、「お前はできる」と言えば、できる。
    純粋にものを信じる力、これは誰しもが子供の頃から持っている魔法のような力なのかなと思います。

    大人になると、自分の経験から、ついつい色々なことを疑ってしまったり、自分で勝手に限界を作ってしまったりします。
    真っ直ぐな心で競技する高校生たちに、そんな「忘れ物」を思い出させてもらったような気がします。

    今年に入ってからは「自分で自分を信じてやれなくてどうする。」と思うようになりました。
    最終的に、周りではなく、自分が自分を信じていなければ、ベストの走りはできないんだな、と。

    すごく当たり前すぎることですが…特に400mではメンタル面が影響を及ぼすことも多々あるので、心の持ちようというのは大きいな、と思います。

    今年に入ってから、沢山の気付きがありました。
    それで自分が成長しているかどうかは…今シーズンの最後に振り返ってみたいと思います。

    今シーズンは、まだまだ中盤といったところでしょうか。
    残りのシーズンも、自分の可能性を信じて、ひたむきに走っていきたいと思います。

    いよいよ、国内で最も大きな試合である、日本選手権が開幕しました。

    今日は、日本選手権初日。
    曇りでしたが、天気は崩れることはなく。
    私たちは、一番最初のトラック種目である、女子400mに出場しました。

    このスタジアムで走ること自体が久しぶりだったので、
    数年ぶりの新潟に懐かしさも覚えつつ…
    そして、日本選手権独特の空気に、緊張半分、ワクワク半分。

    オリンピックと他の国際大会の雰囲気が違うように、日本選手権と他の国内大会もかなり雰囲気が違います。

    私が出場したのは2組目。
    無事予選通過することができました。
    また、同じ組だった武石も最後怒涛の追い上げを見せ、2着で予選通過しました。

    私も視界の端に誰かが猛烈に追い上げてきているのは捉えていたのですが、まさか武石とは!
    武石はこの日本選手権前、とにかく練習を頑張っていたので、自分が通過したこと以上に興奮してしまいました。(笑)

    1組の千葉さんも通過したので、決勝には東邦銀行勢が3人揃います!
    3人が決勝に残るのは、久しぶりではないでしょうか?
    ライバルではありますが、なんだか心強い気持ちになりますね。

    会社の方や家族、新潟に住む友人も応援に駆け付けて頂き、更に心強く思っています。

    明日は女子400mH予選を経てからの、400m決勝です。
    予報は雨ですが、そんなの関係ない!
    自分の走りをしっかりするまでです。

    この大会は、世界に向けた第一歩。
    明日は、自分の全てを賭して、勝負に挑みたいと思います。
    ご声援頂けますと幸いです!
     

    2015.05.22

    シーズンインを迎え、早1ヶ月半。
    5月上旬に世界リレーに行ってから、あれよあれよという間に時間が過ぎ、気づけば5月も下旬です。
    日本に帰ってきたら、大学の木々と芝生の緑の濃さに驚きました。
    私たちの知らぬ間に、季節は夏に向け、どんどん過ぎていきます。


    バハマで行われた世界リレーは、私にとってすごくエキサイティングだったというか、大きな刺激を受けた大会でした。
    会場の雰囲気、そしてチームの雰囲気に後押しされ、走る直前はこれ以上ないくらいワクワクした気持ちで、早く走りたい!世界と勝負してみたい!と、心臓がドキドキしていました。
    世界大会に出ることが久しぶりだったのですが、久々に感じたこの気持ちは、すごく心地が良かったです。

    結果としては、手放しで満足できるものではありませんでした。
    A決勝進出に手が届きそうで届かなかったということが、とても悔しいです。
    でも、今回は攻めの姿勢で走れたことは、良かったと思います。
    あとは気持ちだけでなく、結果もついてくるように、練習あるのみです。

    世界リレーから帰ってきてからも2試合が終わり、ちょっとひと段落…
    の前に、6月上旬にあるアジア選手権の代表に選んで頂いたので、もうひと頑張りです。
    特にリレーに関しては、ここで記録を出しておくことが、世界陸上出場に大きく関わってきます。

    アジア選手権が行われるのは、中国の武漢です。
    今まで行ったことが無いのですが、先日ちょうどニュースで武漢のことについて報道されていました。
    日本と国際交流を積極的に行っていく、という報道だったので、ちょっと嬉しい気持ちです。

    数えてみたら中国は、今までに北京、広州、杭州、金華…と、割と色んな所に行っています。
    初めて行ったのは、プレ五輪の北京。
    2回目は、北京オリンピック。
    奇しくも、今年の世界陸上は、そんな思い出の北京です。

    今回バハマで感じたあの気持ちは、北京オリンピックの舞台でも感じた気持ちでした。
    長らく忘れていたこの気持ちを呼び起こしてくれた世界リレーに感謝です。

    何が何でも、またあの北京で走りたいものです。

    夏に向けて進む季節に取り残されないよう、私も夏の大舞台に向け、前進して行きたいと思います!

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