2014.04.27
アメリカから帰国して1週間。
…も経たないうちですが、私たちは日本選抜陸上和歌山大会に出場するため、
25日・26日と和歌山に行っていました。
今回当行から4人の選手が言っていましたが、
ハンマー投げの佐藤を除き、渡辺さん・千葉さん・私は和歌山初上陸。
和歌山に着いてから目を引いたのが、2015年の国体に向けた看板など。
まだ来年ではありますが、かなり力を入れているように思いました。
何より…マスコットキャラクターの「きいちゃん」が可愛くて一目惚れ。
紀州犬がモチーフでしょうか?
…ちょっと余談でした。
今回、渡辺さん・千葉さん・私は、個人種目ではなく、
ナショナルチーム代表としてリレーを走るために和歌山に来ました。
私は4×400mリレーAチームのアンカーを務めました。
まだまだ、個人としてもチームとしても課題はありますが、
世界リレーの標準を切るための大事な試合、ゴールデングランプリ東京までには
しっかり修正していきたいと思います。
また、私達がリレーを走っている最中、フィールドではハンマー投げが行われていて、
ちょうど佐藤が投げているところでした。
今までトラック種目の選手だけだったので、ちょっと新鮮な気分で、
同時に同じ舞台で戦っている仲間がいることが心強くもありました。
そういえば、大会前日の練習の時には、
オーロラビジョンで日本選手権in福島を告知するムービーが流れていました。
いよいよなんだな~という感じで、ドキドキします。
和歌山が国体に力を入れているのに負けないくらい、
福島も日本選手権に力を入れています。
先日は50日前イベントで激励会を開いていただき、気持ちが引き締まる思いでした。
3月の100日前イベントから先日の50日前イベントまであっという間だったので、
きっと残りの50日もあっという間なんでしょうね。
現在は、静岡国際に向け浜松で合宿中。
和歌山に引き続き、みかんの美味しい(?)温かい気候の土地です。
まずは5月の世界リレー。
そのメンバーと出場の可否を決める、静岡国際とゴールデングランプリ。
そして、6月の日本選手権にきっちり照準を合わせ、調子を上げていきたいです。
2014.03.23
ちょっと春らしさが訪れてきた今日この頃。
只今、合宿の真っ最中です。
13日から行っていた春の陽気の暖かい沖縄から、
21日に、まだまだ寒さは残るけどちょっとだけ春めいてきた福島に帰ってきました。
そして福島の自宅でホッと一息…する間もなく、
22日にはリレーナショナルチームの合宿で、
東京のナショナルトレーニングセンター(NTC)へ。
そして、明日からは…そのままナショナルチームで鹿児島に行き、引き続き合宿です。
正に東奔西走?
東北から沖縄・九州方面と、南北ににあっちこっちしているので、南奔北走でしょうか?
う~ん、なんだか語感が悪いですね…。
ともあれ、合宿続きでなかなか自宅には居ませんが、
その分暖かい場所で練習を積むことができ、
身体もだんだん春モードになってきました。
今日、東京の早咲きの桜が咲いたとニュースでやっていましたが、
NTC周辺の(多分)ソメイヨシノと思われる桜たちも、随分蕾が膨らんできました。
東京も3月上旬に比べ、朝晩が冷え込まなくなってきましたし、
日中は薄着でも練習できます。
春までもう一息といった感じ。
私達も、シーズンまでもう一息です。
さてさて、今回合宿に行く鹿児島。
九州は、長崎・福岡・大分は行ったことがありますが、
それ以外は行ったことが無いので、
今回が初・鹿児島となります。
川本監督やトレーナーさんは、日本全国全ての県に行ったことがあるそうです。
すごいですよね。
私も陸上を通して新しい土地に行けることは、密かな楽しみでもあります。
もちろん観光ではなく試合で行くのでゆっくり見ている暇はないのですが、
その土地の気候、景色、人々、物産などに触れ合うことができるのは嬉しいことです。
なんとな~くですが、鹿児島はすごく力強いエネルギーに溢れていそうな印象が。
(あくまでも個人的な感覚ですが。笑)
桜島のどんと構える火山と、雄大な屋久杉が頭に浮かぶからでしょうか?
そんな鹿児島のパワーを貰って頑張りたいと思います。
そんなこんなで、春に向けて、ラストスパートの真っ最中です。
合宿から帰ったら、すぐにシーズンインになります。
最初のレースで気持ち良く走れるよう、しっかり仕上げていきたいと思います!
2014.02.15
こんばんは。
私達は只今沖縄で合宿中です。
本州に比べれば格段に暖かい気候の中、毎日充実した練習の日々を送っていますが、
今ロシアでは、私たちの心躍らせる冬のスポーツの祭典が行われています。
そう、ソチオリンピックです!
大学生になるまでスキーに行ったことが無かった(というか連れて行ってもらえなかった)私は、
スノースポーツはほとんどできませんが、
やっぱり世界トップレベルの選手のパフォーマンスを見ていると、ワクワクさせられますね。
部屋にいるときはついついオリンピックのチャンネルに合わせてしまいます。
フィギュアスケートやスピードスケート、スキージャンプなど、
日本選手の活躍が期待されている種目はもちろん観戦していて楽しいのですが、
今まであまり注目していなかった種目も、結構面白い種目があることに気が付きました。
新種目のスロープスタイルで高難度なコースに果敢に挑み、大技を見事決める選手、
男子モーグルの、女子とはまた違うスピードとエアのダイナミックさ、
複合種目で最後の種目での一発逆転などなど…
多彩な種目があり、毎日観ていて飽きません。
「見せる」種目も多いウインタースポーツですが、それも血の滲むような努力と練習の賜物であり、
そんな選手たちのパフォーマンスについつい「魅せ」られてしまいます。
何より、スノースポーツはスピードが速い!
基本的に「滑走する」種目ばかりですもんね。
陸上選手だからなのか、速い選手を見て「速っ!」とか、
エアの高さを見て「高っ!」と感動することが多いような気がします。
それに比べれば陸上競技って安定した場所で走っていますが……
でも、今回オリンピックに出場している選手たちのように、
「速っ!」と思わず口走ってしまうような、そんな「魅せる」走りが出来たらいいな!と思います。
さてさて、私たちもオリンピックに向けた取り組みの真っ只中です。
第一次の(?)大雪が降った先週土曜日。
私達は、女子ナショナルリレーチームの合宿で東京に居ました。
今まで各自で練習することも多かったナショナルチーム合宿ですが、
今回は全員で同じメニューをし、
普段はあまり一緒に走ることのないショートスプリントの選手と共に走ったりと、
大いに刺激を受ける合宿となりました。
ナショナルリレーチームの最年少は高校生。
年齢は10歳ほど違う訳ですが、負けられない!と、お姉さんチーム(?)の意地で走りました。笑
また、陸上競技は個人種目ですが、リレーは陸上競技の中でも貴重な「団体戦」です。
今回の合宿では、一つのチームとしてどうあるべきか、どんなことを考えなければならないか、
「チーム力」を上げるための取り組みもありました。
そんな合宿の最終日、つまり日曜日の朝起きると、一面の銀世界!
ここは福島か!?と思いました。
積雪、20cmほど。福島であれば有り得る積雪ではありますが、
まさか東京に来てまで雪かきをすることになるとは……。
お陰様で、十分に体が温まった状態で最終日の練習をこなすことができました。
その後、羽田空港で5時間ほど飛行機を待ち…なんとか沖縄に辿り着き、今に至ります。
本日もかなりの大雪だったようで、福島は私が経験したことの無いような状態になっているようです。
ひとまずは17日まで、しっかり練習を積んで帰りたいと思います!
そして、今度はすんなり帰れることを祈りたいと思います!