2018.12.14
日に日に寒さが深まっていますが、福島も先日ついに積雪しました。
タイヤ交換が10日だったのでギリギリセーフといったところでしょうか…
聞いたらチーム内では10日に交換した人が多かったようで、流石みんな陸上選手、タイミングを合わせるのが上手なようです。
さて、ぐっと冷え込んだ先週末、私たちは福島ではなく富山に居ました。
毎年恒例の、富山市の強化選手を対象とした陸上教室のためです。
今年は初日雨模様で生憎のお天気かな?と思いましたが、選手たちはお天気なんてなんのその。
私たちが教えたことに対しても「ハイ!」と気持ちよい返事を返してくれて、一つ一つの動きも精一杯体を使って頑張ってくれました。
私は大学4年の頃から継続してこの陸上教室に伺っているのですが、最初の頃より、「ポンピュンラン」の極意がすごく普及しているなぁと思います。
ひとつの技術を教えるときに、「このドリル、やったことある人?」と聞くと、以前は半分くらい手が挙がったのですが、今はほとんどの選手が手を挙げてくれます。
中学生、高校生の選手は毎年入れ替わりますから、これはひとえに富山の先生方の努力の賜物なのかなぁと思います。
実際懇親会などでお話しすると、非常に情熱を持って指導に当たられていることが伝わってきて、尊敬の念を感じます。
富山も、陸上のレベルが年々上がってきています。
ずっと関わりを持っている身としても嬉しいですし、自分も負けていられない!と気持ちの引き締まる思いです。
また、教えることは自分の持っているスキルの再確認にもなります。
言葉にして伝えることで、自分の中でもポイントを整理できるというメリットがあります。
今回の経験を、今後の練習にしっかり生かして行きたいと思います!
2018.11.09
こんにちは。
10月も終わり、陸上競技、トラック競技のシーズンが終わりを迎えました。
今シーズン、個人としても、チームとしても、もう一つ、歯がゆいような、惜しいような…そんなシーズンだったなと思います。
探り探りやっていたことが、慎重になりすぎてしまったり、臆病になりすぎてしまったり、そんな部分もあったのかもしれません。
また、目標とするところをしっかり定め、そこを目指すという部分で、不足があったのかもしれません。
兎にも角にも、この悔しさは忘れまいと、日本選手権リレーを終えたサブトラックで、みんなで決意を新たにしました。
来シーズンに向け、気持ちをしっかり切り替えていきたいです。
シーズンが終わったところで、ももりんダッシュやクロスカントリーリレーなど、運営サイドのお手伝いもしました。
このような経験をする度に、いかに沢山の人に支えられて陸上をやっているか、実感します。
沢山の支えの中で陸上をやっていること、忘れてはならないことだと思います。
さて、クロスカントリーリレーのときは、あづま総合運動公園の美しいイチョウ並木を見ることができました。
今年はびっくりするくらいの快晴で、青空とのコントラストが本当にきれいでした。
山の木々は、どんどん色づき、そして冬を迎えようとしています。
同じように私たちのチームも、ずっと一緒ではいられません。
この度記野が引退することになりました。
寂しいことですが、彼なりの大きな決断です。
男子一人という環境の中で、本当に頑張ったと思います。
MIXリレーで日本最高記録を樹立したことが、良い思い出です。
残念ながら、私たちは今のレベルで永遠に陸上を続けるということはできません。
私もいつかは引退します。
そして、新しい選手もどんどん入ってくることでしょう。
季節が移ろうように、人も移ろいます。
でも、その中でも、チームの魂というか、心意気というか、そういったものはずっと持ち続けていけるよう、そんなチームを作るのが、今の自分にとって大切なことだと思います。
私も年齢を重ね、全てが20代と同じようにはいかなくなってきました。
しかし、今になってできることも増えてきたと思っています。
例えどんな風であっても、変化は、価値のあるものだと思っています。
そんな変化を、これからも大切にしていきたいものです。
この冬は自分自身に変化をもたらすべく、色んなことにチャレンジしていきたいです。
今後ともご声援の程、よろしくお願い致します!
2018.10.01
先日、秋の大きな大会の一つである、全日本実業団が終わりました。
毎年大阪開催が定番となりつつあり、今年も大阪での開催。
今年で言えば4度目の大阪。今までに比べ気候は爽やかで、とても走りやすい大会でした。
チームとしては男女総合優勝の防衛がかかった、大切な大会でした。
が、しかし、1点及ばず。たった1点。それで、男女総合は2位という結果でした。
力を出し切れていたら、この1点は獲れた1点だったと思います。
昨年、思いがけず総合優勝できた、その慢心がどこかにあったのかもしれません。
もちろん、選手個々はそんな気持ちでは走っていないのですが、結果には必ず理由があります。
女子総合優勝は死守しましたが、やはり一度登った高みには、思いを馳せるもの。
来年はみんなで力を合わせて、リベンジしたいですね。
個人としても、思ったような記録では走れなかったのですが、400mの決勝で2位に上がれたことだけは、自分の中でも驚き半分、喜び半分でした。
もっと上手なレースをしていれば、見ている人をハラハラさせるようなレースにはならなかったと思いますが、気持ちに体がついてきてくれて、本当に良かったです。
でも、あのタイムは決して速いとはいえません。
400mHの練習ばかりしているから…といっても、400mで最低限これくらい、という水準を今年は満たしていないのです。
残念ながら今季、400mのフラットのレースはもう出場しない予定ですが、最後の最後に日本選手権リレーがありますので、そこでしっかり走れるよう、レース勘を取り戻して行きたいです。
…余談ですが、全日本実業団の後には、続きでレース出場のためインドに行って参りました。
まさかまたインドに行くことになるなんて!と思いつつも、国内でなかなか体験することの無いエキサイティングな体験をみたびすることとなりました。笑
詳しい暮らしぶりは川本監督のTwitterをご参照願いたいのですが…
ちょっと雲行きが怪しいな、と思った直後に100mくらい先の照明に落雷したときは本当に死ぬかと思いました。生きてて良かったです…(落雷の危険性はインドに限ったことではないですが)
その後は土砂降りでアップができなかったり、乗ったタクシーが車道を逆走したり…
こうした経験もまた、強い自分を形作る一因になってくれるのだと思います。
さて、インドから帰ってきたばかりではありますが、もう間もなく福井国体が開幕します。
今年、私は初めての福島県代表としての出場となります。
県民の皆様に良いニュースをお届けできるよう、力走して参ります!目指せ、新聞の一面!