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    選手ブログ [青木 沙弥佳]

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    2019.01.18

    相変わらず、寒い日々が続きますね。
    私たちは沖縄から帰ってきたばかりで、まだまだ身も心も東北の寒さにびっくりしています。

    さてそんな中、去る1月17日に郡山の赤木小で行われた、東京オリンピック・パラリンピックの555日前イベントに行ってきました。
    東邦銀行からは私と佐々木がゲストとして呼ばれたのですが、内堀県知事や、ハンマー投げ日本記録保持者の室伏さんも来賓としていらっしゃっており、オリンピックのカウントダウンイベントということで、想像以上に盛り上がりのあるイベントでした。

    イベントでは、カウントダウンボードのお披露目と共に、駅に展示される応援ポスターのお披露目も行われました。
    全三作品あったのですが、子供たちの口からも思わず歓声が漏れるほどの力作ぞろい。
    私自身趣味で絵を描くのが好きなので、これらの作品がどれだけ情熱を込めて描かれたか、ひしひしと伝わってきましたし、作者の三名が、選手がオリンピックに懸ける熱い思いを想像しながら描いてくれたんだと思うと、とても嬉しかったです。

    オリンピックの舞台に立つのは選手自身ですが、それは本当に沢山の助けを得て、初めてその舞台に立てるのだと、改めて感じたイベントでした。

    セレモニーの後は、佐々木からパラ競技についてお話して貰った後(これも子供たちにとっては目から鱗なエピソードが満載だったと思います)短時間でしたが陸上教室を行いました。
    体育館の中だったため思いっきり走ることはできませんでしたが、皆みるみる動きが変わっていきました。
    本当に、小学生の吸収力というのは目を見張るものがあります。

    そういえば、セレモニーで私たちをエスコートしてくれた代表の子たちが、「オリンピックでは何の競技が楽しみですか?」と聞かれて、迷わず「陸上の100m」「リレー」と答えてくれていました。
    流石陸上王国福島!
    陸上への関心がとても高いからこそ、陸上教室での動きも良かったのかもしれません。
    これは、オリンピックのその先も楽しみですね。

    オリンピックまであと〇年、とはカウントしていましたが、〇日、というのはあまり意識していなかったので、今回のイベントであと555日、と改めて認識して、それはきっと長いようで短い期間なんだろうなぁと思いました。
    だからと言って変に意気込み過ぎずに、自然体で。
    今やるべきことを着実にやって、夢を掴んで行きたいと思います。
    この555日、一日一日を大切にして過ごしていきます。

    2018.12.14

    日に日に寒さが深まっていますが、福島も先日ついに積雪しました。
    タイヤ交換が10日だったのでギリギリセーフといったところでしょうか…
    聞いたらチーム内では10日に交換した人が多かったようで、流石みんな陸上選手、タイミングを合わせるのが上手なようです。

    さて、ぐっと冷え込んだ先週末、私たちは福島ではなく富山に居ました。
    毎年恒例の、富山市の強化選手を対象とした陸上教室のためです。

    今年は初日雨模様で生憎のお天気かな?と思いましたが、選手たちはお天気なんてなんのその。
    私たちが教えたことに対しても「ハイ!」と気持ちよい返事を返してくれて、一つ一つの動きも精一杯体を使って頑張ってくれました。

    私は大学4年の頃から継続してこの陸上教室に伺っているのですが、最初の頃より、「ポンピュンラン」の極意がすごく普及しているなぁと思います。
    ひとつの技術を教えるときに、「このドリル、やったことある人?」と聞くと、以前は半分くらい手が挙がったのですが、今はほとんどの選手が手を挙げてくれます。
    中学生、高校生の選手は毎年入れ替わりますから、これはひとえに富山の先生方の努力の賜物なのかなぁと思います。
    実際懇親会などでお話しすると、非常に情熱を持って指導に当たられていることが伝わってきて、尊敬の念を感じます。

    富山も、陸上のレベルが年々上がってきています。
    ずっと関わりを持っている身としても嬉しいですし、自分も負けていられない!と気持ちの引き締まる思いです。
    また、教えることは自分の持っているスキルの再確認にもなります。
    言葉にして伝えることで、自分の中でもポイントを整理できるというメリットがあります。
    今回の経験を、今後の練習にしっかり生かして行きたいと思います!


     

    2018.11.09

    こんにちは。
    10月も終わり、陸上競技、トラック競技のシーズンが終わりを迎えました。
    今シーズン、個人としても、チームとしても、もう一つ、歯がゆいような、惜しいような…そんなシーズンだったなと思います。
    探り探りやっていたことが、慎重になりすぎてしまったり、臆病になりすぎてしまったり、そんな部分もあったのかもしれません。
    また、目標とするところをしっかり定め、そこを目指すという部分で、不足があったのかもしれません。
    兎にも角にも、この悔しさは忘れまいと、日本選手権リレーを終えたサブトラックで、みんなで決意を新たにしました。
    来シーズンに向け、気持ちをしっかり切り替えていきたいです。

    シーズンが終わったところで、ももりんダッシュやクロスカントリーリレーなど、運営サイドのお手伝いもしました。
    このような経験をする度に、いかに沢山の人に支えられて陸上をやっているか、実感します。
    沢山の支えの中で陸上をやっていること、忘れてはならないことだと思います。

    さて、クロスカントリーリレーのときは、あづま総合運動公園の美しいイチョウ並木を見ることができました。
    今年はびっくりするくらいの快晴で、青空とのコントラストが本当にきれいでした。
    山の木々は、どんどん色づき、そして冬を迎えようとしています。
    同じように私たちのチームも、ずっと一緒ではいられません。

    この度記野が引退することになりました。
    寂しいことですが、彼なりの大きな決断です。
    男子一人という環境の中で、本当に頑張ったと思います。
    MIXリレーで日本最高記録を樹立したことが、良い思い出です。

    残念ながら、私たちは今のレベルで永遠に陸上を続けるということはできません。
    私もいつかは引退します。
    そして、新しい選手もどんどん入ってくることでしょう。
    季節が移ろうように、人も移ろいます。
    でも、その中でも、チームの魂というか、心意気というか、そういったものはずっと持ち続けていけるよう、そんなチームを作るのが、今の自分にとって大切なことだと思います。

    私も年齢を重ね、全てが20代と同じようにはいかなくなってきました。
    しかし、今になってできることも増えてきたと思っています。
    例えどんな風であっても、変化は、価値のあるものだと思っています。
    そんな変化を、これからも大切にしていきたいものです。

    この冬は自分自身に変化をもたらすべく、色んなことにチャレンジしていきたいです。
    今後ともご声援の程、よろしくお願い致します!

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