2022.06.17
皆さま、こんにちは!お元気でしたでしょうか?
いよいよ東北地方でも梅雨入りが発表されましたね!
この時期は、湿度も気温も高くなることで、汗をかく機会も増えてくると思います。
程度の個人差はありますが、汗をかくことで、
水分だけでなくミネラルや鉄分などの栄養素も流出すると言われています。
こうした栄養素が不足すると体調を崩しやすくなるので、こまめな水分補給に加え、
ビタミン・ミネラル・鉄分などの栄養が多く含まれる食事を意識するなど、これからの季節を乗り切るための工夫をしていきたいですね!
さて、先週は日本選手権が開催されました!皆さまはご覧になったでしょうか。
チームとしては、日本選手権に出場した松本さんが400mで優勝、200mでは4位に入賞されました!私もレースの中継を観ていましたが、松本さんの圧倒的なパフォーマンスに、自然と胸が熱くなりました。
チームで一緒に練習していて感じるのは、松本さんは物事の考え方が理路整然としていて、自分の課題や状況を冷静に判断し、練習や試合の中で解決する力があるということです。
そして、それは口に言うほど簡単な事ではなく、あたかも当然ように実行している松本さんの凄さを感じると共に、私もこのような先輩の姿勢を見習い、もっと上を目指すための行動や考え方をしなければならないと感じております。
先日のブログで武石さんが「違った見方」というタイトルでお話をされていましたが、私もこの日本選手権を外から観ている中で、色々と感じることや気付くことがありました。
もちろん、実際にその場に立つことで得られる経験や気づきは、何物にも代えられませんが、今の自分はそれができないからこそ、外の立場で見て気付いたことを自分の中に落とし込み、自分が出場できるようになった時の振る舞いや行動に反映させられればと思いました。
もう一つ、自分が変わったと気付くこともありました。
今まではレースを観戦するときに、「悔しい」「同期のあの選手はレースを走っているのに」という、ネガティブな思いを少なからず抱えていましたが、今年はあまりネガティブにならず、「自分はこの雰囲気の中でどのような振る舞い方をするのだろうか」とイメージしながら観戦できるようになりました。
悔しいという気持ちを持った中でも自分をコントロールできるようになったのも、このチームの一員となり、確かに成長した部分なのかな、と思いました。
来年の日本選手権は6月1日から、今年と同じ会場のヤンマースタジアム長居で開催されると発表がありました。既に来年に向けての戦いは始まっています。残り4ヶ月という短いシーズンの中で、ストイックに競技に向き合い、自分の力を高めたいと思います。
明日には約1ヶ月ぶりの試合が控えています。先週の日本選手権を観て味わった思いと熱い心を胸に秘めつつ、クールな頭でパフォーマンスに集中していきます。
それでは、次回も元気にお会いしましょう!
2022.05.23
皆さま、こんにちは!
山や森の緑は瑞々しさを増し、空気も次第に熱気を帯びはじめているように感じます。
福島市は山に囲まれている地形なので、
この時期は美しい新緑の景色が360度に広がっているように見えます。
これはとても魅力的ですし、外に出てこの景色を見るだけでも、不思議と心が晴れやかになる気がします!
さて先日、当行陸上競技部の川本和久監督がご逝去されました。
正直なところ、まだ整理し切れてない部分もあり、
大学のグラウンドや研究室に行けば、先生がいつも通りいらっしゃるのでは、
と思うこともあります。
直接ご指導を頂いたのは2年と1ヶ月という短い時間ではありましたが、
先生の教え方や物事の考え方はどれも的を得ていて、凄いなと思うものばかりでした。
ここ最近は厳しいご指導を受けることも多かったですが、
それだけ一つ一つの教えに重みがあり、
それを全部受け止められる度量が自分に足りていなかった事が、
今となっては悔しくて仕方ありません。
そして、分け隔てない愛情と厳しさを持って私たちに接してくださっていたという事も、今更ながら実感しています。
大学4年生の夏、福島で開催された東北選手権で「福島に来て、ここから色んな世界の舞台に羽ばたいていこうよ!」とお話しして頂いた事、陸上競技への思いを一緒に語ったあの時間は、今でも鮮明に思い出されます。
競技をどのように継続するか迷っていた自分が、この東邦銀行陸上競技部に入部し、世界を目指そうと覚悟を決めた最大のきっかけでした。
先生とのご縁に恵まれた事、先生の下で陸上競技の事や人間としてのあり方を学べた事…
色々な感謝の気持ちを胸に、一人の人間として、競技者として、
自分なりにかっこよく生き続けていきます。
先週末は、山形県で東日本実業団選手権が開催されました。
前回のブログでも「整理する」という言葉をいっぱい使っていましたが、
ようやくこの1ヶ月間で、意識する事や、
タイムを出すために取り組む事を整理する事ができました。
それに呼応するかのように一つ一つの動きも研ぎ澄まされ、
自信と手応えを持って大会に臨みました。
結果は昨年と同じ5位で、決勝でタイムを落とすなど、今後の大会を戦う上での課題も残りましたが、総合的には、大きな手応えと成長を実感できた大会になりました!
そして昨日は、日本選手権の出場権獲得に向けたラストチャレンジとして、福井県の記録会に出場させて頂きました。
正直、かなりのプレッシャーがありましたが、これまでの過程と自分のコンディションを信じて、胸を張って挑戦しました。
残念ながら日本選手権標準に届くことはできず、悔しさでいっぱいです。
しかし、自分の中でベストな動きができたこと、4年ぶりに50秒台で走ることができたという収穫もありました。
こちらもまだ整理はついていませんが、今後は更にスピードを高め、来年こそは日本選手権で勝負できるようにしたいです。
最後に、この2週間のレースでは、スタート前に
「田代!もっと落ち着ちついていけよ!」
という先生の声が、どこかから聞こえていた気がしていました。
それもあり、安心した気持ちでレースに挑むことができたと思っています。
それではまた次回、元気にお会いしましょう!
2022.04.29
皆さま、こんにちは!
今日はとても寒いですね…。
昨日の日中は暑かっただけに、その反動もあってか余計に寒く感じます。
天気予報を見ていたら、東北地方では、雪が降っているところもあるみたいですね。
「盆と正月が一緒に来た」という言葉がありますが、近年の春も、お盆の気候と正月の気候の両方が押し寄せているような雰囲気を感じます。
もうしばらく、気候の振り幅が大きい日が続くみたいなので、体調管理には気を付けていきたいですね!
さて、私も4月9日と16日の福島大学記録会に出場し、2022年のシーズンを迎えました。
シーズン初戦に向けた調整練習では、4月にしては身体が動いている感覚があり、
実際にハードル間のタイムも良い記録で走れていた事もあり、気持ちの面でも落ち着いて試合に挑みました。
結果については、それぞれの試合で思い描いていた記録を出すことはできませんでした。
レース直後は、そこまで変な動きをしている訳でも、レースに集中できなかった訳でも無かったため、もどかしさを感じましたが、
冷静になって振り返ると、所々に動きの硬さがあったり、
400mを純粋に速く走るための動きができていなかったという反省点が自分の中で見つかりました。
特に、後者についてはレース構成や走りを、よりシンプルなものに整理し直す事が必要だと思いました。
これまでの練習でも、一つ一つの動きや意識をシンプルにする事を心がけてきましたが、
大会でより高いパフォーマンスを発揮するには、事前にもっと頭を整理してから挑む必要があったのかなと気付きました。
実際に、昨年のシーズンで調子が良く、記録を出せていた時は、
自分の中でやるべき事を多くても3つ程度に絞れていた事を鑑みると、
まだまだ自分の頭の中を、シーズン仕様に整理する事が必要だなと思いました。
プラスに捉えると、ここから自分のやるべき事をシンプルに整理してゆくことができれば、
動きの質が上がり、タイムにも繋がるのかなという期待も自分の中では持てているので、
過信にならないように気を付けながら、日々の練習の中で整理していきます!
今週末には記録会、そして5月14日と15日には、山形県での東日本実業団選手権が控えています!
わずか2週間という期間の中ですが、これまでに積み重ねてきたこと、自分の力を最大限に引き出せるように調整をしていきます!
そして、東邦銀行陸上競技部全体としても、これから多くの試合に挑むことになります。
初夏の日差しのような熱い応援のほど、よろしくお願いいたします。
P.S
前回のホームページでもお話ししましたが、
綺麗な桜の写真が撮れたので、アップします!(すっかり時期は過ぎましたが…)
ある休みの日の夕方、リフレッシュを兼ねて岳温泉に行ってきたときに撮影した桜です!
ライトアップしていたこともあってか、自分史上一番綺麗な桜が撮影できた!と思った一枚です。