2018.01.07
2018年が幕を明けました。
今年も東邦銀行陸上競技部を宜しくお願い致します!
皆さんはどんなお正月を過ごされましたでしょうか。
私は、元日のニューイヤー駅伝から箱根駅伝まで、駅伝漬けのお正月でした。
福島県勢の活躍に1年分のやる気がチャージされたような気がします。
私たちもがんばらなくては!!
グランドに雪が積もったり、氷で覆われたりするこの時期には暖かさを求めて、各地へ合宿に行かせていただいています。
年末は川本監督の故郷、佐賀県伊万里市にて合宿しました。
以前、一度だけ陸上教室で訪れたことがあったのですが、こうして合宿として数日間滞在させていただくと、街の雰囲気や伊万里の皆さんの人柄に触れることも多く、日々、伊万里の皆さんのお心遣いに感激する日々でした。
また、朝の散歩などで街を歩いていると、至るところに貴重な伊万里焼の置物が!
ホテルの食堂でも伊万里焼、街の案内板も伊万里焼・・さすが「焼き物の里」でした。
400年もの前から地域に根づいている伝統の奥深さを街の至るところで感じることができ、特色のある地域の良さを改めて実感しました。
私たち福島にもたくさんの特色ある文化があります。こうした福島ならではの良さをより深めていけたら素敵だなと思います!
そして今は沖縄で合宿をしています。
沖縄に初めて来たのは高校1年生の冬でした。あれから二十ウン年が経っているのかと思うと、時の急流さに驚きます。笑
沖縄にも沖縄にしかない歴史の重みや素晴らしさがたくさんあります。
その土地の歴史を知ることや、文化に触れること、地域の方と関わることで、私たちが取り組んでいるスポーツの良さや意義を改めて実感したり、自分たちの果たす役割を考えることも多くあります。
未知の経験や出会いは人としての豊かさにつながり、それは競技にも還元されるものだと思っています。
何でもやってみなければ、実際に見てみなければ、触れてみなければ、わからないことってたくさんあると思います。
何事も「百聞は一見に如かず」「論より証拠」です。
自分の目で、足で、心で、どんどん未知の領域にチャレンジする一年にしていきたいです!
【本日の写真】
街のいろんなところで「焼き物の里」を感じられました!
またゆっくり訪れてみたいです。
佐賀合宿メンバーで!連日、晴天に恵まれました。
2017.11.27
2017年も終わり、チームは2018年シーズンへ向けてスタートを切りました!
各選手、シーズンを振り返るブログも見られますが、
チーム全体としても、
紫村の世界選手権出場、
パラチームの世界パラ出場、アジア新記録日本新記録多数、
初めての全日本実業団男女総合優勝、
5年ぶりの日本選手権リレーマイル優勝、
となかなかいいシーズンだったように思います。
これは日頃、いろんな形で私たちを支えてくださっている方々のおかげであり、そういった皆さんに喜んでいただける結果を出せて、とても嬉しく思います。
しかし、
今年の結果は来年の結果を何一つ保証するものではありません。
来年はこれからの日々の積み重ねで決まると思います。
今年のことはきっぱり忘れ、未来に向かって、
毎日を全力で過ごしていこうと思います。
さて、このブログのテーマ「あいうえお」ですが、
先日、母が「湯川れい子さんが徹子の部屋で「60歳を過ぎたら”あいうえお”なのよ」って言ったよ」と教えてくれた「あいうえお」です。
あ:会いたい人に会う。
い:行きたいところへ行く。
う:嬉しいことをする。
え:選ばせてもらう。
お:美味しいものを食べる。
・・なんて素敵な「あいうえお」でしょう。
シーズンを終えて、1週間ほどお休みをいただいた際に、私も「あいうえお」をしてきました。
忙しさにかまけて後回しにしていた家事を片付け、身体のメンテナンスをし、久しぶりに友人や妹家族に会い、そして季節の移り変わりを感じることができる風景を眺めてきました。
オンのためのオフ、大切だと思います。
走り方もそうですが、力を入れてばかりでは速く走れません。
どうしてもいつでも頑張りたくなってしまうのがアスリート気質の私ですが、時折緩めてあげることも大切なのだと思うようになりました。
そんなわけで、「あいうえお」によるオフを過ごして、臨戦態勢整いました。
来季に向け、チームみんなでビシっと力をつけていきたいと思います!
【オフの風景】
紅葉の名所、東福寺は彩り豊かな風景でした。
別名、天鏡湖とも言われる猪苗代湖。
その名の通り、空を映す鏡のようですね。
2017.10.20
シーズンも残すところ、残りわずかとなりました。
気づけば秋も深まり、福島の木々も色づいています。
毎年、毎年、思いますが、あんなに冬が長いのに、シーズンは本当にあっという間ですね。
今シーズンはずっと「がんばる」ってどういうことなんだろう、「努力」って何なんだろう、ということの着地点を考えていました。
同じように時間を費やして、情熱を燃やして、練習を重ねても、結果の出る人、出ない人の違いってなんなんだろう。
私は高校時代、他の高校生と同じように時間を使って、毎日一生懸命練習して、やる気もいっぱいでしたが、全然勝てませんでした。
「あんなにがんばっているのに」「こんなに努力しているのに」とよく耳にしますが、「あんなにがんばって」も「こんなに努力して」も結果が出ない人は出ません。
きっと「がんばる」こととか「努力する」ことに対しての自分の中での定義が間違っていたのだと思います。
「努力」という言葉を調べると、「目標の実現に向かって心身を労してつとめること」だと定義されています。
学生の頃、ある先輩が大会の反省で言っていた言葉が今でも残っています。
「結果の出ない努力はただの徒労なのだと思った」
当時はなんて冷めた発言だろうと思いましたが、最近、その言葉がじわっと響きます。
時間を費やすこと、労力を使うこと自体は努力と言わないんじゃないのかなと思います。
やはり結果につながって初めて「努力した」と言えるのではないかなって思います。
目標に向かって、できないことをできるようにする、成果を出す、ということの積み重ねが「がんばっている」「努力している」ということなのではないかなってだんだん着地点が見えてきたように思います。
選手たちも努力していますが、コーチももっともっと努力しなければいけないと思います。
ではコーチにとっての努力とは何なのでしょう。
コーチががんばっているって何を指すのでしょう。
選手はいろんな形で成果の明確な評価基準がありますが、コーチも正しく努力するために成果の明確な評価基準を考えないといけないですね。
運動を見抜く目、本当に見抜けているのかの明確な基準、選手が目標を達成するために必要なことを提示できる知識、知恵、人間性・・・世界で勝負するためにできなければいけないことがまだまだあります。
時間や情熱を費やしただけで満足せず、
勝つために必要なことを、一つずつ着実に、身につけていけるように「努力」していこうと思います。
【本日の秋】
今年3度目となる秋田の季節は秋でした。
秋空に色づいた木々、ステキでした。